抽象絵画とは?特徴や有名画家と作品を分かりやすく紹介します!

どうもこんにちは!画家の岡部遼太郎と言います。

アクリル絵の具で描く絵画作品

皆さんは絵画作品を鑑賞している時に難しいなぁ、と感じるのはどんな作品に対してでしょうか?

 

おそらく大部分の人は、抽象的で何が描かれているのか分からないような絵に対して「難しい!」と思うのではないかと思うんです。

 

今回の記事で紹介していこうとおもうのは、そんな難しい!と思われがちな

「抽象絵画」

について解説していこうかと思います。
一見何が何だか分からない抽象絵画ですが、どうしてそういった美術が出てきたのか、どういった画家がいたのかなどを知る事で理解が深まると思いますよ。

 

抽象絵画について知りたい方は、是非この記事を読んでみて下さい!

抽象絵画とは?どんな美術だったの?

まず抽象絵画というのはどんな芸術、美術だったのかという事を見ていきましょう。

簡単に言ってしまうと、抽象絵画は「描かれる主題のない芸術」と解釈することが出来ます。

 

どういうことかと言うと、例えばそれ以前の絵画というのはどんな形式であれ描かれるモチーフと言うものが存在しました。

 

人物であったり、静物であったり、風景であったり・・・。
描かれ方や技法というのは様々なものがありましたが、どんな絵でも対象のモチーフというのは存在したんですね。

 

キュビズムなどの写実性が低い作品であったとしても、人物や静物などのモチーフは存在していました。

関連記事→キュビズムとは?特徴や有名画家と代表作を分かりやすく紹介します!

 

そうした中であらゆる主題をキャンバスから取り除く、排除するという大きな革命が抽象絵画だったと言えます。

そもそも絵画というのは画家にとって目に映る世界を、いかに独自の目線でキャンバスに再現するかと言うのが命題だったといっても過言ではありません。

 

そうした中で目に映るものではない、描かれる対象が存在しない絵を描くというのはとても難しいことだったのではないかと思います。

ではそんな抽象絵画を生み出していった画家や作品を実際に見てみましょう!

ワシリー・カンディンスキー

ワシリー・カンディンスキー(1866年12月4日 – 1944年12月13日)

ー年表ー
1866年:モスクワで生まれる
1886~96年:モスクワ大学で法律を学ぶ
1895年:モネの「積み藁」を観て感動する
1896年:ミュンヘンの美術学校で絵を学ぶ
1911年:フランツ・マルクと「青騎士」を設立
1915~17年:結婚する
1921年:モスクワを離れる
1944年:死去

 

抽象芸術の創始者のひとりがワシリー・カンディンスキーです。
描かれているものが何なのか、ほとんど判別することはできません。

 

彼の作品の特徴的な部分の1つとして、抽象絵画を通じて精神的な部分をテーマにしている所が挙げられるのではないかと思います。

幾何学的な形や秩序よりも、精神性を重視していると言えます。

 

1912年には、「芸術における精神的なもの」という本を出版しています。
これには色と形は主題が存在しなくても通じ合えると論じられているんですね。

 

また教育にも熱心で、ロシア革命時代にモスクワでソ連政府の美術教育再編成計画に参加していたようです。

カジミール・マレーヴィチ

カジミール・マレーヴィチ(1878年2月23日 – 1935年5月15日)

ー年表ー

1878年:キエフ近郊で生まれる。
1895~96年:キエフ・ドローイング学校へ通う
1905~10年:モスクワのアトリエで働く
1919年:美術学校の教師になる
1929年:抽象絵画が弾圧され始める
1935年:死去

 

マレーヴィチは10代の頃にキエフでドローイングを学びました。
その後1904年にモスクワへ移り、修行を積みます。

 

初期の作品は数多くの芸術から影響を受けていたようです(印象派、象徴主義、キュビズム、ロシアの民族芸術など)。

1908年からはモスクワやサンクトペテルブルクの展覧会に出品するなどの活動を行います。

 

歌劇「太陽の征服」の舞台衣装や舞台装置などの仕事も手掛け、好評を博しました。

後に美術教育にも関わり、重要なポストに就くなど仕事の範囲は広かったようです。
1919年、国家主催のモスクワで行われた展覧会では主役も務めました。

ピエト・モンドリアン

ピエト・モンドリアン(1872年3月7日 – 1944年2月1日)

 

ー年表ー

1892~97年:アムステルダム美術アカデミーに通う
1911年:キュビズムを知る
1915年:キュビズムから抽象へ変化していく
1920年:「ネオ・プラスティシム(新造形主義)」を執筆する
1926年:画家として成功し始める
1938年:ロンドンへ移住
1940年:ニューヨークで抽象画家のグループへ加わる
1942年:個展開催
1944年:死去

 

モンドリアンの絵画は誰が見ても彼の物だと分かるくらい独特です。
彼は最初にアムステルダムの美術アカデミーで学びました。

 

その頃は古典的なオランダの様式の風景画を描いていましたが、段々と印象派やゴッホの影響を受けるようになります。

1906~08年に連作「夕景と夜景」を描きました。
この作品は輪郭やディティールが形と一体になっています。

 

また1912年には、キュビズムに影響を受けパリへと移り住みました。
「木」を主題にした作品を多く描き、1920年頃になるとモンドリアンの様式が完成します。

そのムラのない色面と縦横の線という作風は、生涯変わることなく貫かれました。

まとめ

今回の記事では抽象絵画がどういったものなのか、その特徴や代表的な画家を紹介してみました。

一言に抽象といっても沢山の画家と作風があります。
現在でも抽象画を描く画家は多くいますが、抽象絵画の発端、生まれた経緯を知っていると更に楽しめるかもしれませんね。

 

ではでは今回はこの辺で!
また別の記事でお会いしましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^