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[芸術]新古典主義とは?有名絵画や建築などの特色を簡単解説します!

こんにちは!絵描きの岡部遼太郎です。

アクリル絵の具で描いた作品

 

皆さんは歴史のある芸術作品や建築などに興味はありますか?

 

僕は何百年も前に作られた絵画や建築を見るとロマンを感じるので大好きなんですよね(笑)。

何百年レベルで古いものでなくても、バブルの時代に建設されたのちに使われなくなった施設や建築なんかも好きです。

千と千尋の神隠しなんかで出てくる場所みたいなのです。
廃墟フェチなんですね(笑)。

 

それは関係ないですが、美術の中にも遥か昔の古典芸術に触発されて生まれた芸術活動が存在していました。

それが今回紹介する「新古典主義」という芸術運動です。

 

どんな画家がいたのか、どんな作品が生まれたのかなど分かりやすく解説していこうと思いますので是非読んでみて下さいね!

新古典主義とはそもそも何なの?

まずこの「新古典主義」と呼ばれる芸術運動が起こったのは、18世紀後半から19世紀初頭になります。

この様式は非常に厳格で高尚なものとされていました。

 

さて、「新古典主義」は新しい古典と書きますが、いったいどのような内容だったと思いますか?

この芸術様式は古代ギリシャやローマなどの建造物や彫刻からインスピレーションを受けたものだったんです。

 

18世紀はローマの考古学の歴史的発見が相次ぎ、情報がとても増えていった時期でした。

さらにナポリ近郊にあるヘルクラネウムとポンペイでは発掘作業なども行われ、何千という数の古典作品が発掘されたんですね。

 

こうした歴史の発見などから新古典主義は発足し、発展していきました。

建築のジャンルでは「エトワール凱旋門」「パンテオン」などが有名ですよね。

 

絵画のジャンルでも優れた画家や作品が多いので紹介していこうと思います。

ジャック=ルイ・ダヴィッド

ジャック=ルイ・ダヴィッド(1748年8月30日 – 1825年12月29日)

ー年表ー
1748年:パリで生まれる
1766年:ヴィアンの弟子になる
1774年:ローマ賞を受賞
1775~80年:ローマに留学する
1782年:シャルロット・ペクールと結婚する
1784~85年:代表作「ホラティウス兄弟の誓い」を発表する
1789年:フランス革命が勃発する
1792年:国民国会に参加
1794年:革命活動が原因で投獄されてしまう
1804年:ナポレオンの専属画家になる
1816年:ナポレオンが失脚したのでブリュッセルに亡命する
1825年:死去

 

ダヴィットはフランスの新古典主義を代表する画家です。
ジョセフ=マリー・ヴィアンという画家の弟子になり、技術を磨きました。

しかしヴィアンからの影響は少なく、インスピレーションのほとんどをローマの古代遺跡やイタリアの巨匠などから受けました。

 

ダヴィットはパリに戻ると、古典的な歴史をテーマにして作品の制作を始めました。

彼の芸術に対する熱意は大きかったですが、それと同じくらいの熱意が政治活動にも向けられました。

 

ダヴィットは国民国会の議員になり、共和制を求める運動にも参加しました。

そういった活動を行っていたためにギロチン刑になりかけるなどしましたが、なんとか死刑は免れました。

 

ナポレオンが大頭するとさらに政治へと傾倒していきます。
しかしナポレオンが敗北するとベルギーに亡命し、亡くなるまでその地で制作をつづけました。

ドミニク・アングル

ドミニク・アングル(1780年8月29日 – 1867年1月14日)

ー年表ー
1780年:フランスの南部で生まれる
1797年:パリへ移住
1801年:ローマ賞を受賞する
1806~24年:イタリアに滞在する
1835~41年:ローマのフランス・アカデミー会長になる
1863年:代表作「トルコ風呂」を完成させる
1867年:パリで亡くなる

 

ドミニク・アングルはフランス古典主義の伝統を受け継いだ画家だと言われています。

先ほど紹介したダヴィットの元で修行していて、その後イタリアへ留学しました。
イタリアでは肖像画の依頼が多くあり、生活には困らなかったようです。

 

また、新古典主義とは対照的な思想で活動していた「ロマン主義」の画家達とは論争をしていたそうです。

ロマン主義は前衛的な取り組みだったのに対して、アングルの作品はデッサン的技術、古典的価値観を重視していたので当然のことかもしれません。

 

そうした作風に加え、アングルの特徴として非常に滑らかな絵肌のテクスチャーが挙げられます。

筆のタッチは平滑で、アングル曰く「玉ねぎの皮のような滑らかさ」だそうです。

 

アントン=ラファエル・メングス

アントン=ラファエル・メングス(1728年3月12日 – 1779年6月29日)

ー年表ー
1728年:宮廷画家の息子としてボヘミアにて誕生
1740年:イタリアを訪れる
1752年:ローマへ移る
1755年:ヴィンケルマンと知り合う
1761年:代表作「パルナッソス」を完成させる
1761~69年:スペインの宮廷画家を務める
1779年:ローマにて死去

 

当時、とても高い評価を受けていた新古典主義の画家の1人です。
父親から画家として育てられ、早くからその才能を発揮していました。

 

主に肖像画家としての仕事をしていました。
そして1750年頃にローマへ移り住むと、考古学者のヴィンケルマンと知り合うことになります。

 

この出会いがメングスの転機となり、ヴィンケルマンが司書を務めていたヴィラ・アルバーニの天井画を描き上げることになったんですね。

この天井画には古代彫刻やラファエロからの影響が見ることが出来ます。

まとめ

今回は「新古典主義」について作品や画家を例に挙げながら紹介してみました。

ダヴィットやアングルなど、大御所画家が誕生したこの時代の美術はとても格式高く威厳のある作品が多いように思えます。

 

ローマやギリシャのリバイバル芸術!といった感じですね!

 

ではでは今回はこの辺で!
また別の記事でお会いしましょう!

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岡部遼太郎(おかべりょうたろう)
どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^