「描きたい」という気持ちに10年間フタをし続けた元シングルマザーが、一枚の曼荼羅アートをきっかけに人生を大きく変えました。
今ではワークショップの開催や展示会への出展、作品の販売まで実現しています。
この記事では、僕のプログラムに参加してくださっている曼荼羅アーティストfuuさんの歩みと、fuuさんが生み出すエネルギーアートの魅力についてお伝えします。
目次
曼荼羅アーティストfuuさんを紹介します
今回は、僕のプログラムに参加してくださっている曼荼羅アーティストのfuuさんを紹介します。
fuuさんは、黒い紙の上にゲルインクボールペンで繊細な点と線を重ねていく「点描曼荼羅アート」を制作しているアーティストです。
fuuさんの作品を初めて見たとき、僕は思わず息を呑みました。
黒い背景の中に浮かび上がる色鮮やかな曼荼羅模様は、まるで宇宙の中に花が咲いているような美しさがあります。

fuuさんはワークショップの開催や展示会への出展、作品の販売など、精力的に活動されています。
この記事では、fuuさんがどんな経緯で曼荼羅アートに出会い、どのように活動を広げてきたのかをお伝えしていきます。
fuuさんのHP:https://mandalaarthuu.com/
10年間、描くことを封印していた過去
fuuさんは栃木県宇都宮市のご出身で、子どもの頃からものづくりが大好きだったそうです。
おじいさんが旅先でスケッチを描く姿に憧れて、絵を描くことに親しんでいました。
大学でも芸術文化を専攻し、美術史や日本画を学んでいます。
しかし卒業後は、表現とは直接関係のない仕事に就くことになります。
就職、結婚、出産と環境が目まぐるしく変わる中で、ペンを持つ時間は少しずつ減っていきました。
シングルマザーとして走り続けた日々
2013年、fuuさんはシングルマザーとして再出発します。
小さなお子さんを抱えながら福祉の現場で働き、毎日必死に走り続けていました。
福祉の仕事にはやりがいがあったものの、心の奥底にはずっと「本当は絵を描きたい」という気持ちがくすぶっていたそうです。
でも「子どものため」「生活のため」と自分に言い聞かせて、その気持ちにフタをし続けていました。
そうして10年が過ぎた2023年の末、ついに心と体が限界を迎えます。
ある朝、体が動かなくなり、布団から起き上がれなくなってしまったのです。
曼荼羅アートとの運命的な出会い
転機となったのは、お母さんから渡された一冊の本でした。
その本に載っていた「クスリ絵」に心を奪われたfuuさんは、そこから曼荼羅アートの世界に引き込まれていきます。
松石恭子先生との出会いを経て体験ワークショップに参加したとき、ペンを握って紙に模様を描いていく中で、仕事の不安も過去の後悔も全部スーッと消えていく感覚を味わったそうです。
描き終えたとき、自分の中にこんなに美しいものを生み出す力があったんだと気づけたこと。
それがfuuさんにとって、自分自身を受け入れる大きなきっかけになりました。
fuuさんの曼荼羅アート作品の魅力
黒い紙の上に広がるエネルギーアートの世界
fuuさんの作品の大きな特徴は、黒い紙をキャンバスにしていることです。
パイロットのJuiceなどのゲルインクボールペンを使い、点と線を一つひとつ丁寧に重ねていくことで、まるで暗闇の中に光が灯るような幻想的な世界が生まれます。
フラワーオブライフなどの神聖幾何学をモチーフにした模様は、見ているだけで引き込まれるような不思議なエネルギーがあります。
色の組み合わせも作品ごとに異なり、青を基調にした静謐なものからピンクや緑のビタミンカラーが弾ける華やかなものまで、どれも個性豊かです。
fuuさんは作品に込めたエネルギーが、手に取った人の心にも届くことを大切にしています。
単なる絵として飾るだけでなく、見る人の内側にある本来の輝きと共鳴するような、そんな作品づくりを目指しているのです。

「描く瞑想」としての曼荼羅アート
fuuさんが曼荼羅アートを語るとき、よく使う言葉があります。
それが「描く瞑想」です。
曼荼羅を描いているとき、余計な思考が止まり、頭の中が空っぽになる。
ただ「今、ここ」に集中するその感覚は、まさに瞑想そのものです。
fuuさん自身も、曼荼羅を描き続けることで周囲から「雰囲気が柔らかくなった」「表情が明るくなった」と言われるようになったそうです。
自分を認め、ありのままの自分を愛おしく思えるようになった。
それはまさに、描く瞑想がもたらした変化だと言えます。
ワークショップ開催から展示会・作品販売へ
お寺でのワークショップからスタート
曼荼羅アートの素晴らしさを誰かに伝えたいという想いが膨らんだfuuさんは、2025年10月、地域のお寺(正光寺)で初めてのワークショップを開催しました。
緊張で手が震えるほどだったそうですが、参加者の方々が夢中になって描き、最後に笑顔で「楽しかった」「心が軽くなった」と言ってくれたとき、自分の進む道に確信を持てたと話してくれました。
その後も正光寺や文具カフェpon-pomなどで定期的にワークショップを開催し、これまでに5回、15名以上の方に曼荼羅アートの楽しさを届けています。
参加者の3割がリピーターとして再受講しているというのも、fuuさんのワークショップの満足度の高さを物語っています。
さらに、曼荼羅アートをより深く学ぶレベル1〜レベル4の講座にも2名が申し込むなど、着実に活動の幅を広げています。

展示会への参加と作品が届いた瞬間
2026年2月には、正光寺主催の展示会に参加。
地域の図書館ギャラリーで、生徒さんたちの作品と一緒にfuuさんの作品が並びました。
この展示会でfuuさんの作品の前で足を止めてじっと見つめていた方がいて、そのご縁から実際に作品がその方の手元に届くことになったそうです。
自分の内側から生まれたエネルギーが、必要としている人の心にちゃんと届いた。
fuuさんにとって、これは何よりの喜びだったに違いありません。
fuuさんのこれからと、僕が感じたこと
fuuさんの活動を見ていて僕が感じるのは、「自分が本当にやりたいことに正直になる」ことの大切さです。
10年間、描きたいという気持ちにフタをし続けてきたfuuさんが、曼荼羅アートとの出会いをきっかけに、ワークショップの開催、展示会への出展、そして作品の販売と、一歩一歩着実に前に進んでいる姿は、多くの絵描きさんに勇気を与えてくれると思います。
fuuさんは「作品を届けること」「描く楽しみを共有すること」「伝える側になりたい人を応援すること」の3つを大切にしています。
ただ自分が描くだけでなく、曼荼羅アートの力で誰かの心を癒やし、自分を取り戻すきっかけを届けたいという想いが、fuuさんの活動の根っこにあるのだと感じます。

絵を仕事にすることに迷っている方、自分の表現を世の中に届けたいと思っている方は、ぜひfuuさんのHPを訪れてみてください。
fuuさんの曼荼羅アートの世界観に触れると、きっと何か感じるものがあるはずです。
fuuさんのHP:https://mandalaarthuu.com/
fuuさんのプロフィール記事:https://mandalaarthuu.com/profile























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