絵を描く時にはどうしても「画材」がかかせないと思います。
一口に画材と言っても
・絵の具
・キャンバス
・筆
・鉛筆
など沢山ありますし、人によって使うものは違うと思うんですね。
しかしながら共通して言えるのは
絵を描くのにはお金がかかる
ということ。
特に絵の具なんか使った分だけ無くなっていきますし、再利用出来るようなものでもないですしね。
今回は絵の具がすぐ無くなる!量がが少ないよ!っていう方のために、お得な大容量タイプのアクリル絵の具を紹介したいと思います。
紹介する絵の具は
・リキテックスベーシック ・アムステルダム アクリリックカラー ・マイメリ アクリリコ
の3つです。
どれも大きめのチューブに入っており、小さいチューブで買うよりお買い得なので、大作を描く方、大量に絵の具を消費する方は是非この記事を読んで参考にしてみて下さい!
リキテックス ベーシックは品質のバランスが良い!
僕が1番にオススメするのは「リキテックスベーシック」という大容量アクリル絵の具です。
特徴として大容量だけど色が綺麗という部分があるかと思います。
リキテックスのアクリル絵の具は、入っているアクリル樹脂や顔料が一定の品質を保っているので、安心して使えます。
アクリル樹脂がしっかりしていると耐久性が高いですし、顔料も粗悪でないので発色がしっかりしているというわけです。
また大容量タイプとしては色の種類がけっこう豊富だと思います。
大容量チューブは
70mlタイプと118ml
がタイプがあります。
またボトルのタイプですと
400mlタイプと946mlタイプがありますね。
それぞれの大きさによって色のラインナップ数が異なりますので注意が必要です。
・70mlタイプと118mlタイプが全48色 ・400mlタイプは全24色 ・946mlタイプは全12色
といった感じになっています。
下がカラーチャートになっています。
アムステルダム アクリリックカラーは色数が多い!
こちらも大容量のアクリル絵の具です。
ちなみに僕はこのアムステルダムの絵の具を美大受験の際によく利用していました。
発色や耐久性に問題を感じることなく制作に利用出来ていたのでお勧めできます。
またコストのバランス的にもリキテックスベーシックと並ぶほどお得です。
どこで買うかにもよりますが120mlで平均500円から600円くらいになる感じですね。
内容量は
・120ml
・500ml
・1000ml
となっています。
また色のラインナップが非常に多く、
・120ml→全80色 ・500ml→全53色 ・1000ml→全3色
となっています。
80色もラインナップがあれば、制作する上で困ることはあまり無いのではないでしょうか?
マイメリ アクリリコ
先ほどのアムステルダムというメーカーもそうですが、マイメリというメーカーも日本の会社ではありません。
なので、おそらく小さい画材屋では間違いなく扱ってないと思います。
このマイメリというメーカーは油彩画を描く人や詳しい方なら知っているかもしれません。
どっちかというと油絵の具で有名なメーカーだと思います。
マイメリは1923年イタリア・ミラノに工場を設立し、現在まで運営されているメーカーです。
創業者のジアンニ・マイメリという方も自身が画家であり、「顔料と溶剤以外は何も入れない」という信念のもとに絵の具が作られているらしいです。
このアクリル絵の具の「アクリリコ」は、高濃度で使用されている弾力のあるアクリリックレジンが使用されており、ポリマー成分の結合性、粘着性、UV抵抗性が高いという特徴があります。
内容量は200mlと、先ほどのリキテックスやアムステルダムより多いです。
また色数は79色+蛍光色6色と豊富です。
結構マイナーな絵の具ではありますが気になる方は試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は大容量でたくさん使えてお得なアクリル絵の具について書いてみました!いかがだったでしょうか?
小さい絵を描く人にはあまり必要はないかもしれませんが、大きい作品を描く人にはとてもありがたい存在だと思います。
絵の具の量が少なくて大きい作品がなかなか描けないという方は是非この記事を参考にしてくれればと思います。
ではでは今回はこの辺で!
また別の記事でお会いしましょう!
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