皆さんは「美術館」ってどのくらい行きますか?
僕は絵を勉強し始めた頃によく行っていました。
日本人は世界的に見ても美術館に行く人が結構多いらしいです。
電車なんかに乗ると大手の美術館が開いている企画展の広告をよく見かけますよね。
しかし大抵そういった企画展示に行くとものすごい人混みだったり、列が出来てしまっていて非常に見づらくストレスも溜まってしまうという方も多いのではないでしょうか?
そんな方に僕は「常設展」へ行ってみる事をおススメします。
常設展のメリットは
・人が少なくてゆったり鑑賞できる ・色々な作品が見れる ・料金が安い
などのポイントがあります。
今回の記事では僕がおススメする東京の美術館「国立西洋美術館」の常設展について上記の点を踏まえて解説していきたいと思います。
美術館に興味のある方は是非読んでみて下さいね!
企画展より常設展の方がゆったりできますよ!
企画展は期間限定で開催している展示の事を指します。
よくテレビや駅の広告で見かけるやつですね。
もちろん企画展は面白く、なかなか日本に来ることのない作品が鑑賞できるので良いものです。
しかし人気が高いせいで、なかなかゆっくり鑑賞できないのも事実なんですね。
休日なんかに人気の企画展に行けば列に並んで待たなければいけないこともあるくらいです。
もうすこし自分のペースでゆったりと作品鑑賞したい、じっくりと作品を眺めていたいという方には結構きついかもしれません。
そんな方には「常設展」へ足を運ぶことをオススメします。
常設展は企画と違いその美術館が所蔵している作品を常に展示しており、いつでも鑑賞することができます。
国立西洋美術館の常設展示はとてもゆったり見れます!
僕がおすすめするのは「国立西洋美術館」の常設展示です。
ここの常設展示はとても会場がひろく作品数も豊富です。
作品は時代順に展示されており、美術の歴史がどういった流れで移り変わっていくのかを眺めることが出来ます。
では時代別に展示されている作品の一部を紹介してみようと思います。
14世紀(後期ゴシック美術、ルネサンス美術、マニエリスム美術)
ティントレット
1518年 – 1594年
ダヴィデを装った若い男の肖像
ヤン・ブリューゲル(父) [ブリュッセル, 1568年 – アントウェルペン, 1625年] アブラハムとイサクのいる森林風景
17世紀(バロック美術など)
コルネリス・デ・ヘーム [ライデン, 1631年 – アントウェルペン, 1695年] 果物籠のある静物
クロード・ロラン
1604/05年 – 1682年
踊るサテュロスとニンフのいる風景
18世紀(ロココ美術など)
マリー=ガブリエル・カペ
1761年-1818年
自画像
ニコラ・ド・ラルジリエール
1656年 – 1746年
幼い貴族の肖像
19,20世紀(第二次大戦前)
クロード・モネ
1840年 – 1926年
睡蓮
ギュスターヴ・クールベ
1819年 – 1877年
眠れる裸婦
20世紀(第二次大戦後)
ジャン・デュビュッフェ
1901年-1985年
美しい尾の牝牛
ジョアン・ミロ
1891年-1983年
絵画
これらの作品はもちろん一部のものであり、じっさいはかなりの作品数が展示されています。
きっとお気に入りの作品が見つかると思いますよ。
また国立西洋美術館の常設展示は写真を自由に撮って良いことになっています。
絵を勉強している方は参考にしたい絵がある場合、写真を撮って自分の制作に活かすことも出来ますよ。
常設展の料金ってどのくらい?
常設展示は企画展と違い低料金で見ることが出来ます。
料金は
・一般の方 430円
・大学生の方 130円
となっていて非常にリーズナブルに鑑賞できるんです。
ちなみに高校生以下及び18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方及び付添者1名は無料となっています。
また「国立美術館キャンパスメンバーズ」に指定されている学校の学生と教職員も無料です。
学習するために見る方には非常にありがたいですよね。
この「国立美術館キャンパスメンバーズ」の提携学校はこちらから確認できますのでご覧ください。
まとめ
今回は僕のおすすめの「国立西洋美術館」の常設展示について書いてみましたがいかがだったでしょうか?
この美術館の常設展は非常に広くゆったりしている上に写真まで撮影OKということで、とてもおススメです!
趣味で絵を鑑賞したい方から、絵が上手くなりたい!勉強したい!という方まで楽しめると思うので是非足を運んでみてくださいね!
ではでは今回の記事はこの辺で!
また別の記事でお会いしましょう!!
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