日本の美術館と言えば「国立西洋美術館」や「上野の森美術館」など上野にある施設を思い浮かべる人が割と多いのではないかと思います。
最近では国立西洋美術館は世界遺産にも登録されましたしね。
関連記事→国立西洋美術館の建築はここが凄い!世界遺産に登録された歴史を解説!
しかし日本にはもっと沢山の美術館がありますし、それを知らないのはもったいない!ということで、今回は「東京富士美術館」を紹介してみようかと思いますよ!
僕も何度も行っていますが、ここまで一級の美術品が常設されている美術館はなかなか無いと思います。
特に古典絵画のラインナップは壮観なので、絵を勉強している方や巨匠達の絵が観たい方には是非一度足を運んでみてほしい美術館です。
この記事では
・東京富士美術館の常設展作品の紹介
・アクセスや入場料
などを解説してみようかと思います。
気になる方は是非この記事を参考にしてみて下さい!
目次
東京富士美術館ってどんなところ?
東京富士美術館は1983年にスタートした美術館です。かなり多岐にわたるコレクションを収蔵しています。
東洋から西洋まで問わず、多くの時代の作品があるんですね。
中でも西洋の古典絵画のラインナップは目を見張るものがあります。
ルネサンスから始まり、バロック絵画、ロココ、新古典主義、ロマン主義、印象派まで常設展示では観る事ができるんです。
世界遺産に登録され更に注目を集めた国立西洋美術館を彷彿とさせる内容になっています。
これは常設展の内容ですが、もちろん特別企画の展示も開催されています。
これまでには、
・花鳥風月ワンダーランド
・「天才ダ・ヴィンチのひみつ」展
・とことんみせます!富士美の浮世絵
・ロイヤル・アカデミー展 ─ターナーからラファエル前派まで
・光の賛歌 印象派展 ─パリ、セーヌ、ノルマンディの水辺をたどる旅
・印象派の女性たち
・ポーランドの至宝 レンブラントと珠玉の王室コレクション
などあくまで一部ですが面白い企画が沢山行われていました。
日本ではなかなか観る事が難しい作品も、企画展示なら観れるチャンスがあると思います。
また東京富士美術館は「世界を語る美術館」という言葉をスローガンにしているそうですよ。
色々な国の芸術を紹介しているこの美術館にふさわしいスローガンですね。
美術館内ではオリジナルグッズの販売、海外のアーティストセレクト雑貨やおしゃれなアクセサリーショップ、カフェなどもあるのでゆっくりと楽しめますよ!
収蔵作品の紹介!
東京富士美術館では常設展示で、常に古典絵画から近代絵画まで観る事が可能です。
ここでは作品の一部を紹介してみようと思います。
また展示作品は展示替えによって変わっていくので、ここで紹介する作品が常に観れるとは限りませんのでご注意ください。
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール『煙草を吸う男』1646年
ジョシュア・レノルズ『少女と犬』1780年頃
ジャン=マルク・ナティエ『ジョフラン夫人』1738年
ローレンス・アルマ=タデマ『古代ローマのスタジオ』1874年
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー『もの思い』1865年 – 1870年頃
ジャン=フランソワ・ミレー『鵞鳥番の少女』1866年 – 1867年
エドゥアール・マネ『散歩』1880年頃
東京富士美術館のアクセス方法や料金、割引券は?
ここでは東京富士美術館の「料金」と「割引券」、「アクセス方法」について解説します!
料金
・大高生500(400)円
・中小生200(100)円
※土曜日は中小生無料
※()内は各種割引料金[20名以上の団体・65歳以上の方・当館メルマガ登録者ほか]
また、東京富士美術館のこちらのページにアクセスして、webクーポンを見せることで100円引きになるので是非使ってみて下さい。
(このクーポンは館蔵品展・常設展示の入場券にしか使えないのでご注意下さい!)
アクセス方法
ーバスで行く場合ー
JR八王子駅から15分
北口・西東京バス12番のりばより
(平日・土曜の始発から12:27発までは14番のりば)
「創価大正門東京富士美術館行き」
「創価大学循環」
京王八王子駅から20分
西東京バス4番のりばより
「創価大正門東京富士美術館行き」
「創価大学循環」
ー車で行く場合ー
中央高速八王子インターチェンジ
第2出口より八王子市街方面へ進み、国道16号に合流。
三つ目の信号(谷野街道入口)を右折、直進し、二つ目の信号(谷野町)を右折。
圏央道あきる野インターチェンジ
秋留橋を左折し、国道411号線(滝山街道)に合流。
国道16号方面(八王子市方面)へ直進(6km)。
純心学園前交差点を右折し直進(700m)。
ー駐車場の利用ー
美術館敷地内に2つの無料専用駐車場(西口駐車場約40台、A駐車場約50台)
まとめ
今回の記事では「東京富士美術館」がどういった美術館なのかということを解説してみました。
日本でここまで古典絵画を多く見れる美術館は数えるくらいしかないので、興味のある方は是非一度行ってみる事をおススメします。
ではでは今回はこの辺で!
また別の記事でお会いしましょう!
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