今回は日本の原風景アートをアクリル画で描く画家のnagaさんをご紹介します!
nagaさんは僕の絵画教室の生徒さんでもありますが、とにかく吸収が早くすでにプロレベルの画力を発揮しています。
とくに日本の懐かしさを感じるような風景画を描かれていて、僕もとてもノスタルジックな感動を覚えます。
風景画をこれから描きたい方にも勉強になると思います。
そんな日本に風景画を描くnagaさんを今回は紹介していきますね!
アクリル風景画アート作家nagaさんの作品紹介
まず初めにnagaさんの風景画作品を紹介していきたいと思います。
日本の風景をモチーフに描かれたアクリル画作品達です。


踏切をモチーフにした作品。ノスタルジックですね!
子供の頃を思い出してしまいます。
また田んぼをモチーフにした作品などもあります。

こちらは夕暮れの里山の道がモチーフ。

どの作品も細部の描写がされていて、質感などもきっちりと描かれています。
かといって写真ともまた違う、記憶の中にある色味や空気感が感じられてそこがまた良いんですね。
こうした作品をこれからもどんどん見ていきたいです。
アクリル風景画アート作家nagaさんのこれまで
ノスタルジックで日本人の記憶に根ざした風景を描かれるnagaさんですが、これまでの人生には紆余曲折あったそうです。
20歳から約15年間の地獄のような身内3人の介護生活を看ることにもなり、一度絵の道をあきらめたそうです。
あきらめなければ、肉体的にも精神的にも苦しすぎて、きっと死んでいたと思います、と本人は語られています。
毎日仕事や介護で自由に使える時間など無かったそうなんですね。
当時は、今のようにヤングケアラーが相談できる施設や窓口などもなかったので、本当に辛く、苦しく、全てを一人で抱え込むことしかできず、どうしようもない毎日をたんたんと過ごし、絶望的な気持ちになっていたそうです。
しかしそこから、15年の介護生活が終わった頃これからは自分のために時間を使おうと、あきらめた絵を描くことを少しずつ始めていきました。
ずっと絵を描きたかったけど、描けなかった。
きっとすごく辛い日々だったと思います。
そんなnagaさんだからこそ、人の心に響く絵が描けるのだろうと思います。
今苦しく大変な思いをされていて絵が好きな方は是非、nagaのHPを見てみて癒されてほしいなと思います。