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[簡単]ロマン主義の美術とは?特徴や有名画家と作品を解説します!

こんにちは!絵描きの岡部遼太郎です。

アクリル絵の具で描いた作品

 

いきなりですが、皆さんは美術にどのような役割があると思いますか?

 

僕は、美術の役割の1つにその時代がどのようなものだったのか、ということを後世に伝えるという部分があるのではないかと思っています。

時代の流れが大きく変わっていくという時には、それに呼応するように美術作品のスタイルも変化します。

 

後の時代になってから、そういった時期の美術作品に触れることで当時の人々の感覚や生き様が伝わると思うんです。

今回の記事で紹介していく「ロマン主義」という美術の様式はまさに時代の流れが変わっていった時期の様式であり、美術作品のスタイルも大きく変化していきました。

 

ロマン主義について知りたい、ロマン主義の画家ついて興味があるという方は是非この記事を読んでみて下さいね!

ロマン主義の美術ってどんなものだったの?

もともと「ロマン主義」という呼び方は、中世に広まった騎士道精神や名誉で彩られた華やかな物語を指していました。

そしてロマンティックという言葉自体が懐かしさの情を表す際に漠然と使われていったんですね。

 

初めに芸術にこうした言葉を使い始めたのは建築の分野でした。
ルネサンス以前のゴシック様式が建築で復活していったんです。

 

18世紀後半になると、ドイツの画家たちが「ロマン主義」という言葉を古典主義に対立する言葉として使い始めました。

古典主義が理性や秩序を重要視していたのに対して、ロマン主義の画家たちは想像力や感情、個性を主張したんですね。

 

こうした特徴は当時の民衆達が個人を重視し、民主主義の反乱運動を起こしていったこととリンクしています。

またロマン主義と対立した新古典主義は、寸分違わない精密さとエナメルのような仕上げこそ大事な部分だと考えていました。

 

それにたいしてロマン主義は力強いタッチとダイナミックな筆使いが特徴でした。
主題、テーマも中世が舞台の物語を描くことが多く、主に古代を描いた新古典主義との違いがこうした部分にありました。

では実際にどんな画家がいたのか、どんな作品が描かれたのか見ていきましょう!

ウジューヌ・ドラクロワ

ウジェーヌ・ドラクロワ (1798年4月26日 – 1863年8月13日)

ー年表ー
1798年:パリ近郊で生まれる
1825年:ゲランの弟子になる
1824年:「キオス島の虐殺」という作品が波紋をなげかける
1830年:代表作「民衆を導く自由の女神」を制作
1832年:モロッコ、アルジェリア、スペインに旅行へ行く
1833年:ブルボン宮殿の装飾を制作依頼される
1855年:レジオン・ドヌール勲章を受ける
1861年:サン=しゅるぴす協会の壁画が完成
1863年:死去

 

ドラクロワはフランスのロマン主義の画家として最も有名な画家だといえます。

テオドール・ジェリコー という画家に大きい影響を受けました。
ジェリコーは「メデュース号の筏」という作品という傑作を描きましたが、その絵のモデルをドラクロワが務めました。

 

その際に見たジェリコーの作品のエネルギーに大きく感動したらしいです。
批評家からは新しいロマン主義のリーダーとして賞賛されましたが、本人はアングルなどの新古典主義の影響をひきづっていました。

 

1832年に北アフリカへ旅行に行った事を転機に、オリエンタル風の作品を描き始め、その自由な色彩は後の印象派に影響を与えました。

フランシスコ・デ・ゴヤ

フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ(1746年3月30日 – 1828年4月16日)

ー年表ー
1746年:サラゴサの近くで生まれる
1760年:ホル・ザンの弟子になる
1770年:ローマへ赴く
1774年:タペストリー工房で下絵を描く
1786年:国王専属の画家になる
1789年:宮殿画家となる
1793年:耳が聞こえなくなる
1814年:代表作「マドリード1808年5月3日」を制作する
1824年:ボルドーに拠点を移す
1828年:死去

 

スペインにおけるロマン主義画家の代表がフランシスコ・デ・ゴヤです。
ゴヤは才能が開花するのが遅く、現在の代表作を生み出し始めたのは30歳を過ぎてからになりました。

 

1780年頃は肖像画家としての人気が高まり、注文が相次ぎました。
位の高い注文に対しても媚びを売ることが無く、人々を驚かせるような作品を描きました。

こうした商業的な絵が成功する一方で、ゴヤはひそかに別の挑戦的な作品も制作していました。

 

魂の闇、残虐性、愚かさなどをテーマにした独特な作品達は、晩年の傑作「黒い絵」へと繋がっていきます。

またゴヤは非常に多作で、700点の絵画、300点の版画、1000点の素描を残しています。

カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ

カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(1774年9月5日 – 1840年5月7日)

ー年表ー
1774年:グライフスヴァルトで生まれる
1781年:母が亡くなる
1787年:弟が溺死する
1798~98年:コペンハーゲンの学校で絵を学ぶ
1808年:「山上の十字架」で世の中に衝撃を与える
1818年:「霧の海を見下ろす旅人」を完成させる
1835年:脳卒中で倒れる。5年後に死去

 

ドイツのロマン主義で代表的な画家がフリードリヒです。
非常に崇高的な風景画を描いたことで知られています。

 

母親と弟を幼いうちに失ってしまったことが、こうした作風に繋がってると考えられています。

コペンハーゲンの学校に通い美術を学んだ後、ドレスデンに拠点を移しました。
フリードリヒが油絵を描き始めたのは1807年頃で、彼の作品はすぐに大きな反響を起こしました。

 

風景を通して宗教的なメッセージを描いた「山上の十字架」が当時の画家達に大きな衝撃を与えたんですね。

絵の中で背中を見せている人物は、あくまで普通の人間として描くという意図のために。風景を覆っている霧は鑑賞者の想像力を描きたてるために描かれました。

まとめ

今回の記事では美術史に大きな影響を与えた「ロマン主義」の時代について、どんな特徴があり、どんな画家がいたのかということについて解説してみました。

この時の絵画は感情に訴えてくる作品や、神秘的なイメージで描かれる物も多く今も人気のある作品が多いような気がします。

 

ではでは今回はこの辺で!
また別の記事でお会いしましょう!

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岡部遼太郎(おかべりょうたろう)
どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^