今回は、
「画力の変化を体験するために画像を
残しておこう」
と言うテーマでお話ししていこうと思います。
自分の成長や変化を見るのに1番良いのは
昔の自分の作品を見返したりすることだと
思います。
僕自身も絵を描き始めた頃の作品も
一応画像にしてHDDなどに保存してあったり
します。
こうすることで過去の作品と今の自分を
客観的に見ることができて、
上達に役立てることが出来ました。
これは結構重要なことで、
過去との変化や、今の自分の状況を
見ることが出来ない人はそれだけで
成長が遅くなりがちです。
今回の話を聞くことで、
どのように過去作品と向き合うべきか、
どのように活用するべきか分かるので
グンと絵の上達速度も上がると思います。
是非参考にしてください。
目次
【画力の変化比較】どのような振り返り方をするべきか
![](https://acrylicrab.com/wp-content/uploads/2020/04/S__58851339.jpg)
結論を最初に言ってしまいますが、
1番大事なのは「振り返り方」になります。
何に注目して過去作品を見るべきか、
どんな部分を今の時点と比べるのかという
のが大事になってきます。
で、その要素というのは3つほどあります。
・作品の方向性
・作品の技術
・作品の流れ
この3つですね。
ここを意識していくことで、
より作品をよくするために客観的に
なることができます。
では実際に具体的にこの3つの要素について
お話ししていこうと思います。
画力の変化を記録する理由①作品の方向性
![](https://acrylicrab.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_2428-scaled-e1588065141513.jpeg)
で、過去作品を振り返る際に見て欲しいことの
1つが作品の方向性ですね。
いくつも作品を描いているとその都度作品に
違う方向性が出てたり、
この作品はいつものとは違うぜ!みたいな
ものも出てくると思います。
僕自身昔は色々な作品を描いたりしてました。
今でこそ空想的な風景画を描くことが
多いですが、
前は現代美術的な抽象画やよくわからない
変な絵も色々描いてました。
いくつも色々な方向性の絵を描いたり
していたんですね。
そうした中でたくさんの絵を描いていると
中にはしっくり来るものがあります。
自分はこの絵を描いているときはすごく
楽しかったなぁ、とか
この絵は自然体で長い時間取り組むことが
できたなぁとかそんな感じです。
そういう意味で作品の方向性という部分を
しっかり考えるためにも、
画像等に残しておいて後から客観的に
見返すというのはとても大事な行為に
なってきます。
今描いている作品も後から見たら、
意外とこの方向もアリかも・・・みたいに
思えるんじゃないかと思うんですよね。
画力の変化を記録する理由②作品の技術
![](https://acrylicrab.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_2429-scaled.jpeg)
画像として残す理由の一つに
「作品の技術」という部分もあったりします。
つまりどのような方法で描いていたのか、
どのような技法を研究していたのかという
ところを後から見返すということですね。
これも結構大事な部分です。
例えばある程度自分の絵の方向性が固まって
いる人でも、技術的な部分では常に変化を
続けながら描いている人は多いです。
僕も作品の方向性がある程度定まった後も
アクリル絵の具だけで描いている時期や、
アクリル絵の具と油絵の具を組み合わせて
描いている時期、
エアブラシを導入してみた時期など
使っている描き方は色々変化しています。
そうした部分は画像などで改めて客観的に
みてみると、
この時期の描き方、技法は結構良かったかも
とかそういう振り返りが出来ます。
そうすることで自分がどういう技術を
取り込んで描き方を固めていくのかという
部分も考えられるようになっていきます。
画力の変化を記録する理由③作品の流れ
![](https://acrylicrab.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_0349.jpg)
で、次に作品の流れを見ることができる
というメリットもあります。
これは自分の成長という意味だけでなく
絵を描く際の自分でも気付きにくい
ルーチンなどに気づくキッカケになります。
例えば青い絵を描いた後は赤色の絵を
描くことが多いとか、
細密な絵を描いた後は気楽なスケッチや
抽象画を描いている・・・みたいな普段
自分自身でも意識していないような部分に
気づくことがあります。
僕だったら鮮やかな絵を描いたら少し
色味を抑えた絵を描いていることがあったり
します。
こうした部分は自分の制作意欲や
モチベーションを保つために無意識に
行なっていることも多いです。
同じような絵ばかり描いていたら誰でも
飽きるし、このような流れはきっと誰しも
持っていると思うんですね。
なので客観的に自分のルーチンについて
知っておくことで、
自分のモチベーションが下がった時に
コントロールしやすくなります。
【画力の変化比較】作品画像の効率的な残し方
![](https://acrylicrab.com/wp-content/uploads/2020/04/real-scaled.jpg)
ここまでで画像として作品をちゃんと
残しておくメリットについてお話し
しました。
この話をすると「作品画像の残し方」
について質問を受けることがあります。
どういう方法で画像を残すかということです。
で、ここについてはクラウドを使うのが
1番便利で効率的だと僕は考えています。
クラウドというのはネット上にファイルを
アップロードして保村しておけるサービスです。
クラウドを提供しているサービスはいくつも
ありますが、個人的にはGoogle フォトが
一番いいのかなと思います。
容量無制限で使えますし、
画像の保存だけならこれ以上にないくらい
便利です。
アプリなどもあるのでスマホからいつでも
作品画像を見返したりすることもできます。
気になる方は是非使ってみてください。
https://www.google.com/intl/ja/photos/about/
【画力の変化比較】画像に残すメリット「コンテンツにできる」
![](https://acrylicrab.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_4961-scaled.jpeg)
さて、ここまでで作品画像を保存しておく
メリットや便利な保存方法について
お話ししました。
で、ここからは少し掘り下げて
他の部分のメリットについてもお話しします。
これは現在ホームページを運営していたり、
SNS等に取り組んでいる人には是非やって
みて欲しい部分にもなります。
それが過去の自分の絵と現在の絵を比較
するような「コンテンツ」を作るという
ものです。
具体的にいうと
「成長記録」みたいなことですね。
これは他の人からしたら結構見たいと思う
コンテンツだったりします。
・現在上手い人が昔はどんな絵を描いていた
のか知りたい
・今の絵になるまでにどんな変化があったのか
知りたい
このような需要は常にあるからです。
ここらへんをコンテンツとしてSNSにアップ
したりホームページに記事として載せる
というのはよりファンを増やすために
いい戦略なのかなと思います。
【画力の変化比較】興味を持ってもらえるほど上手くない
![](https://acrylicrab.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_0606_Fotor.jpg)
この話をすると
「自分はまだそんな興味を持ってもらえる
ほど上手くないから公開しても意味がない」
という方もいます。
しかしそこはそんなに気にしなくていいです。
なぜならまだ上手くないひとから
親近感を持ってもらえる可能性も
十分あるからです。
なので1年に1度とかでいいので
成長記録として〇〇年の絵、〇〇年の絵
みたいな感じで代表作をアップしていくと
いいと思います。
これは自分のためにもなりますしね。
1年でどれくらい成長できたのか
というのがわかりやすいですし、
是非こうした部分のコンテンツは
作って欲しいと思います。
まとめ
さて、今回は
「画力の変化を体験するために
画像を残しておこう」という話をしてきました。
実際過去の作品を見返すというのは
成長に不可欠なので、
もし今までやっていなかったという方は
今からでもやってみてください。
では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう!
ではでは!
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