今日は「絵を模写して勉強する
のは意味がある?目的を持って行おう!」
という内容でお送りいたします。
さて、皆さんは絵を上達させるための
努力としてどんなことを行なっていますか?
ここは本当に人によって違う部分ですよね。
色々な学び方があると思うし、
人によって向き不向きがある部分だとも
思います。
そしてこの学び方によっても上手くなる
スピードに違いが出てくると思いますし、
効果も変わってきます。
僕自身高校2年生から絵を描き始めて
色々な絵の上達方を試して学んできました。
そうした中で感じたのは学び方って
めっちゃ重要だな!ってこと。
上手くならない方法を何年続けたところで
全然上手くならないし効果も出ない。
だから勉強法を勉強するっていうのは
大事なんですね。
そして数ある学び方の中で遥か昔からある
方法の1つに「模写」があります。
模写っていうのは他の人を真似て描く
ことです。
しかしこの模写一つとっても成果の出る
やり方と出ないやり方があります。
思考停止状態で人の絵を写しても
上手くはならないのです。
なので今日は実際に上手くなれる模写の
考え方ややり方というものをお伝えできれば
と思います。
模写の勉強と目的ポイント①何を学ぶかを明確に
模写のポイントとして大事なのが
何を学ぶかを明確にするという部分です。
つまり目的を決めようということ。
例えば・・・
・色の使い方を学びたい
・絵の具の重ね方を学びたい
・線の使い方を学びたい
・描写力を身に付けたい
などなど人によって目的は変わってくると
思います。
そしてこの目的がないと
どの絵を模写するのか、どの作者から
学ぶのかということも決定できません。
目的別に模写する対象も考えるべきという
ことですね。
模写の勉強と目的ポイント②どうやって模写する?
まず目的を明確にするということでしたが、
次に手段を決めないといけません。
どうやって模写するの?という部分。
方法はいくつか考えられると思います。
・画集を見ながら
・実物を見ながら
・インターネットで画像を見つける
・本人が描いているところを見ながら
・制作動画を見ながら
などなど方法はいくつかあると思います。
実際に今現在生きている人なのかどうか
によっても取れる方法は変わってきます。
もうすでになくなっている昔の巨匠だったら
画集を見たり画像を検索して見つけたり
という手段が良いかもしれません。
日本の美術館だとその場で模写は出来ません
が、海外だとできる場所もあるようなので
そうした手段も取れるでしょう。
今現在生きている絵描きさんであれば
コンタクトを取って学ばさせてもらったり
することも可能かもしれません。
またその方が制作動画を公開していたら
参考にすることもできるかもしれないです。
このように幾つも手段があるので自分にとって
ベストな方法を考えてみましょう。
模写の勉強と目的ポイント③模写のメリットとは
では模写のメリットとはなんなのかという
部分も少しお話ししようかなと思います。
これは結構奥深いところで実際にやって
みないと掴めない部分もありますが、
1番大きなところで言えば
「作者の考え方に直感的に触れることが
できる」という部分ではないでしょうか。
これは結構大きいです。
なぜそうするのか?
なぜそれをすると良いのか?
という部分を実際に自分が試すことで
理屈でなく感覚的に理解できるんですね。
僕もある期間は模写だけをして
学んでいました。
その時はデッサン、クロッキーの力を
身に付けたかったのでルーベンスの
デッサンをひたすら模写していました。
大きいクロッキー帳を買ってきて1日
十何枚と描いてました。
そうする中で、
「何故この線が必要なのかな?」
「何故ここを描き込んでいるのかな?」
という技術的な部分を理屈でなく
感覚に落とし込んで理解できたんですね。
その結果ものすごくデッサンの力を
伸ばすことができましたし苦手意識も
消えて行きました。
なのでこうした部分も是非メリットとして
考えてもらえればと思いますね。
まとめ
さて、今日は「絵を模写して勉強する
のは意味がある?目的を持って行おう!」
というテーマでお送りしてみました。
これから絵をもっと上達させよう、
模写で学んでみようと考えている人の
参考になれば幸いです。
実際絵を上達させる方法は幾つもありますが、
1番効率がいいのは「真似」することだと
思います。
といっても目的意識を持たないで絵を
写しても上手くはならないので、
自分が学びたいことにフォーカスして模写を
行うと実力をぐんぐん伸ばす手段として
役立ちますよ!
では今日はここまで。
今日も元気に頑張って行きましょう!
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