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アクリルガッシュって何?普通のアクリル絵の具と何が違う?【徹底解説】

こんにちは!絵描きの岡部遼太郎です。

アクリル絵の具で描いた作品

 

 

 

こんにちは!

今回は、
「アクリルガッシュって何?
普通のアクリル絵の具と何が違う?」
というテーマでお話していきます。

「アクリルガッシュ」って
皆さんは使った事がありますか?

 

 

おそらく普通のアクリル絵の具を使う方なら、
使ったこと自体が無くても画材屋さんで
見かけたことはあるのではないかと思います。

僕は美術予備校に通っていた時にデザイン科に
在籍していたことがありますが、
その時にアクリルガッシュを使っていました。
(最終的には油絵の具が好きになり油絵科に
転向しました。)

 

 

デザイン科ではなぜアクリルガッシュが
使われているのか。

それはデザイン的な表現にむいた絵の具の
性質をアクリルガッシュが持っているからです。

 

 

ではその特徴とは一体どんなものなの
でしょうか。

 

 

以下に簡単にまとめてみました。

・ムラが出にくい
・速乾性がある
・乾燥すると耐水性になる
・艶消しになる

上の特徴はおそらくどのメーカーの
アクリルガッシュでも共通した特徴ではないか
と思います。

 

 

ちなみに僕はターナーのアクリルガッシュを
使っていましたよ。

ではこの特徴を少し掘り下げて見ていきましょう。

 
 

アクリルガッシュはムラが出にくい!

 

普通のアクリル絵の具は透明色から不透明色まで
用意されているので、
油絵の具のように透明色を重ねたりする
表現が容易に行えます。

ただ逆に言えば、
フラットにムラのない色面を塗るのは少し
難しかったりもします。
少し下の絵の具が透けてしまったりするんですね。

 

 

その点でいえばアクリルガッシュは下が
透けない(隠ぺい力が強い)ので
普通のアクリル絵の具よりも簡単にフラットで
ムラのない色面を作ることができるのます。

この点はアクリルガッシュの一番大きな特徴の
一つと言えるでしょう。

 

 

この特徴のおかげでデザイン的なムラのない
機械的な色面を作ることができるのです。

 

アクリルガッシュは速乾性がある

 

アクリルガッシュは乾きが非常に速いため、
手早く描くことができます。

この速乾性は普通のアクリルも同じく持った
性質ですが、
個人的にはアクリルガッシュのほうが
若干乾燥が速い気がします。
(これはあくまでも個人的な体感ですが。。)

 

 

今ではデザインの仕事はphotoshopなどに
代わられていますが、
美大のデザイン科の試験など時間制限のある
受験生にとっては有難い性質でしょう。

関係ないけど油絵の具は乾燥までに数日かかる
のに試験時間がデザイン科とほとんど
変わらないのは本当に謎でした(笑)。

 

 

アクリルガッシュは乾燥後に耐水性になる

 

これも言ってしまえば普通のアクリル絵の具と
ほとんど同じ性質ですね。

耐水性になれば上から水を含んだ絵の具で
重ねても、
下の絵の具が溶けないので描き進めやすいです。

 

アクリルガッシュは艶消しになる

 

この艶消しの質感になるというのは
アクリルガッシュの大きな特徴です。

普通のアクリル絵の具だと厚めに塗って
乾燥させると、
若干ビニールっぽい質感のツヤが発生します。
(もちろんメディウムやニスかけなどで好みの
質感にする事はできます。)

 

 

しかしアクリルガッシュの場合、
とても落ち着いたマットな質感になります。

この特徴は描いたのちに絵のつや均等になる
ので、
非常に見やすくデザイン方面で重宝される
理由の一つかと思います。

 

アクリルガッシュを発売しているメーカー

 

このアクリルガッシュという種類の絵の具は
有名所の絵の具メーカーで買えば
個人的にそこまで差はないかと思います。

ここでは参考までに三社のアクリルガッシュを
載せておきますね。

 

 

・ターナー色彩 アクリルガッシュ

・ホルベイン アクリラガッシュ

・リキテックス ガッシュ・アクリリック

 

ここらへんですね。
どれを使っても品質的には同じくらいです。

 

アクリルガッシュのデメリットとは

 

ここまででアクリルガッシュの解説を
してきました。

アクリル絵の具との違いですね。

 

 

非常に良い絵の具のように思える
アクリルガッシュですが、
アクリル絵の具と比較した時のデメリットも
存在します。

 

 

それが
・ひび割れしやすい
・色が変色しやすい
・透明度が低い

このような点ですね。
掘り下げて解説していこうと思います。

 

アクリルガッシュはひび割れしやすい

 

で、1つ目のデメリットがアクリルガッシュは
アクリル絵の具と違ってひび割れしやすい
という部分です。

アクリル絵の具と比べてひび割れしやすいのは
アクリル絵の具よりも樹脂分が低く作られて
いるからです。

 

 

アクリル樹脂の配合比率が低いので
顔料の比率が高く、
その分乾燥した時にひび割れが発生しやすい
のです。

例えば紙やキャンバスに絵の具をガッシュを
塗って絵を完成させたとしますよね。

 

 

その後、
例えば絵を丸めたりするとヒビが入ったり
すると言う感じです。

このため原画などの保管する必要がある絵には
使わない方が無難です。

 

 

ただコピーすることを前提とした
絵には使ってもOKですね。

 

アクリルガッシュは色が変色しやすい

 

2つ目のデメリットが変色しやすいという
部分です。

これもひび割れしやすい理由と同じで
アクリル樹脂の配合比率が低いからですね。

 

 

陽に当てたり、飾ったりすると
アクリル絵の具となどは違い変色が
起こりやすいです。

ここは注意が必要ですね。

 

 

先ほども言いましたが、
絵画などの原画として重要な絵はできるだけ
アクリルガッシュの使用は避けて、
アクリル絵の具を使いましょう。

アクリル絵の具であれば
非常に耐久性が高いので安心して使うことが
出来ます。

 

アクリルガッシュは透明度が低い

 

次のデメリットがアクリルガッシュは
透明度が低い、と言う部分です。

透明度が低いのでマットにフラットには
塗りやすいのですが、
絵画やイラストなどで透明色を重ねて
表現する際には不向きです。

 

 

油絵の具などでよく使われる
グレーズ技法などはアクリルガッシュには
向いていません。

グレーズ技法というのは
乾燥した絵の具の層に透明色を薄くかける
ことで、
色を鮮やかにしたり深みのあるトーンを
出していく技法です。

 

 

もし深みのある表現で絵を描きたい場合は
アクリル絵の具をお勧めします。

僕の絵もアクリルガッシュではなく
アクリル絵の具を使っていますよ。

 

おすすめのアクリル絵の具

 

僕は普段アクリル絵の具を使っていますが
お勧めのアクリル絵の具はリキテックス社の
リキテックスプライムという絵の具です。

この絵の具は
・発色
・透明度
などが非常に優れているので絵を作品として
描きたい人には非常に向いています。

 

 

僕も実際にこの絵の具で作品を描いていて
長いこと愛用しているのでお勧めですね。

是非気になる方は使ってみてください。

 

 

特に透明色は他のブランドと比べて
とても透明度が高くてお勧めです。

 

まとめ

 

今回はアクリルガッシュ絵の具の特徴を、
普通のアクリル絵の具と比較してみました。

アクリルガッシュ絵の具は普通のアクリル絵の具と
併用できるので、
デザインのために使うのでなくても、
原画として描く必要のある絵でなければ
使うこともできると思います。

 

 

僕はアクリルガッシュの隠ぺい力の強さを
利用して下の絵の具が見えてこないでほしい所に、
部分的に使うこともあります。

あくまで部分的なので全体に使うことは
ないですけどね。

 

 

工夫次第で色々な使い方ができると思いますので
是非試してみてくださいね。

ではでは!また次回に記事でお会いしましょう!


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ABOUT US
岡部遼太郎(おかべりょうたろう)
どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^