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風景を描くときのポイントを3つ解説【空間の描き方】

こんにちは!絵描きの岡部遼太郎です。

アクリル絵の具で描いた作品

 

こんにちは!岡部です。

今回は
「空間を感じる風景を描くときのポイントを
3つ解説」
こういうテーマでお話ししていこうと思います。

僕は風景画を主に描いていることもあって
風景が好きな人が絵を習いにきてくれること
が良くあります。

そして人それぞれ色々な悩みを持っていること
を実感するんですね。

特に多い悩みの1つに
「空間を感じられるように描けない」
「奥行きを感じられるように描けない」
とかそういう悩みとか相談があります。

一緒に絵も送られてくるので、
その都度どこを直せば良くなるのかという
アドバイスもさせてもらってます。

で、こうした相談の解決策って
結構似た答えになることが多いです。

というのも空間を感じさせる、
奥行き感を出すという場合、
ほとんど同じ知識や方法で解決できることが
多いんですね。

もちろん人それぞれ絵が違うので
アドバイスも変わるわけですが、
やっぱり本質的な部分は変わらなかったり
します。

今回はこの
空間を感じる風景を描くときのポイントを
3つのポイントに絞ってお話ししていきます。

この話を聞くことで
風景画を描くコツがわかると思いますので
是非聞いて参考にしてみて欲しいです。

風景画の3つのポイントとは

で、風景画を描く際に奥行き感を出す方法
は3つのポイントがあります。

それが
①手前と奥のエッジを変える
②手前と奥で彩度を変える
③手前と奥で描き込みを変える
この3つです。

もちろん本当は3つだけでなくてもっと
たくさんあるんですが、
多くの方に共通してアドバイスするのは
この3つが多いです。

掘り下げて1つ1つ詳しく
解説していきます。

①手前と奥のエッジを変える

まず最初が奥と手前でエッジを変えるという
考え方です。

エッジというのは境界線のことですね。

その強さを手前と奥で大きく差を付けて
あげると空間の見え方にメリハリが
出やすいです。

空間的にもその方が自然に見えます。

空気中にある塵や粒子で遠くにあるものほど
霞んで見えるからです。

霞むとエッジも弱まって見えます。
それを絵の中で強調して描いてあげる
んですね。

大事なのは強調するという部分です。

実際に肉眼で見える感じと似せようとしすぎると
どうしても絵の中では差が出にくいです。

なので絵の中ではかなり強調して描くのが
大事なんですね。

これでもかと強調してあげると
絵の中でも効果が見えてきます。

②手前と奥で彩度を変える

次が手前と奥で彩度を変えるという部分です。
彩度というのは色の鮮やかさですね。

鮮やかさを手前ほど高く、
奥に行くほど鈍くしてあげると空間は
出やすくなります。

これも空気の中に含まれる塵などにより
奥に行くほど霞んで見えるからです。

ただこれは絵の見せ方にもよるので
何でもかんでもそうすれば良いというわけでは
ありません。

例えば青空の鮮やかさを伝えたい絵で、
遠くにあるからと青空の色味を鈍くしたら
絵が成り立ちません。

これはあくまで考え方の一つです。

遠くにあるものを見せたいのであれば、
別に手前の鮮やかさより、
遠くのものを鮮やかに描いても良いのです。

あくまで本質は自分が絵の中で何を
見せたいのかという部分になります。

③手前と奥で描き込みを変える

3つ目の空間を強める方法が
手前と奥で描き込み具合を変えるという方法
です。

つまり密度ですね。
粗密と言ったりしますが絵の描き込みには
粗い、細かいがあります。

めちゃくちゃ細かく質感を描き込むところと
あまりディティールは描き込まないところが
絵の中には存在します。

なぜ粗いところと細かいところを描き分けるか
というと、
そうすることで空間が出せたりするからです。

細かくきっちり描きていけば手前に見えるし
粗めに描けば遠くに見えます。

その差をしっかり出せば出すほど
空間は出てきます。

距離感が出ませんという人は手前の描き込みが
ほとんどされていないことが多いです。

描き込みの密度が出せない人は、
筆を細いものに変えたり、
きちんと写真などの資料を用意するべきです。

そういう工夫をしないと密度を上げていく
ことができません。

段階で分けて差を付けてあげる

で、ここまでで風景などを描くときに
しっかり手前と奥で距離感を出すための
方法をお話ししました。

この3つだけではないですが、
少なくともこの3つを意識するだけで
だいぶ絵も変わるはずです。

で、これらの方法を取り入れる際に
すごく大事な考え方があります。

それが
「段階で分けながら差をつける」という
考え方です。

段階というのは
・前景
・中継
・遠景
という感じで3つほどの距離の区分を
付けてあげるということです。

・前景は一番手前なので
エッジをかなりくっきり、
かなり鮮やかに、
ものすごく描き込む。

・中景はこれらの要素を1段階弱めて描く。

・遠景はめちゃくちゃ弱める。

このような感じでそれぞれの距離に
絵の中で段階を持たせて
しっかりと差を出していくような感じです。

この考え方は風景を描くのであれば
かなり大事になります。

僕自身もこの考え方はいまだに構成の
段階で確認します。

それくらい基礎的だけどずっと使える
考え方なんですね。

まとめ

さて今回は
「空間を感じる風景を描くときのポイントを
3つ解説」
というテーマでポイントやコツを解説
しました。

こうした考え方を意識しながら描いてみる
だけで絵はだいぶ変わるし、
何回も実際に描いていくうちに頭に
染み込んで自然と考えることが出来るように
なっていきます。

もちろん風景だけでなくて人物、静物画など
色々な絵に応用できる考え方でもあります。

どんな絵でも空間を感じさせないといけないのは
一緒ですからね。
是非取り入れてみてください。

では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう!

ではでは!

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ABOUT US
岡部遼太郎(おかべりょうたろう)
どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^