こんにちは!岡部です。
今回は
「画力に頭打ちはあるの?上達に限界はある?
【限界突破しよう】」
というテーマでお話ししていきます。
これはつまり絵を上達させようと思った時に
そこに上限や限界はあるのか?という事
ですね。
これは絵を描く人は一度なんとなく考えた
ことがあるかもしれません。
自分はどこまで成長できるんだろうとか、
どこまで上手くなれるんだろう?とかですね。
自分の場合、高校生から今に至るまで
ほとんど全ての時間を美術、アートに
費やしてきました。
絵を描いてきた時間もそこら辺の人よりは
一般的な目から見たらかなり長いと思います。
飲まず食わずで1日中ぶっ続けで
絵を描いていた無茶な頃もありました。
そんな中で少なからずこれまでに
成長できたと自分では思っています。
そんな経験の中で成長の限界についてや
画力の限界について考えてきたことも
あるので今回はお話ししていこうと思います。
目次
画力や成長に頭打ちはありません。ただし目標設定次第です
まず結論から言ってしまうと
「画力や成長に限界はありません。
ただし目標設定次第です」
ということになります。
これはつまり絵の成長自体については制限は
本来ないんだけど、
目標をどうやって定めるかによって
そこで成長がストップしてしまうという
ことですね。
なぜそう言えるのかというと人間の成長は
画力に限らずどうやって目標を自分で
持つのか、設定するのかという部分で
決まっていくからです。
といってもこのままだと少しイメージしづらい
と思うので具体例を出しながら解説して
いこうと思います。
【画力の頭打ち】素人から少し絵が上手くなるまで
少しイメージして欲しいのですが
全く絵が描けない、知識がない状態という
ところから始めて、
絵が上手くなろうとした時まず何から
始めますか?
もし周りに絵をかじった友達がいたら
その人に聞くかもしれませんね。
その時はきっと最低限の知識をつけるために
その絵を少しかじった友人を目標にする
かもしれません。
では少し知識が増えていって
その友人と同じくらいのレベルになったら
どうでしょう?
その友人を目標の基準にしていたら
きっとその上のレベルのスキルなどは
身につかないと思います。
きっともっと上手い人などを目標に
していくと思うんですね。
そして上達していったらきっとその人よりも
スキルが身に付くかもしれません。
そんな感じで常に目標は更新されていく
だろうし、
何より上手いということに関する自分の
基準もぐんぐん上がっていくと思います。
そして、その自分の中での目標や基準が
どんどん上がっていけば、
成長もそれに合わせてしていくんですね。
例えば最初は周りの友人が上手く感じらた
という場合でも、
成長していって巨匠を自分の目標の基準に
できるようになればそのレベルを目指して
いけますよね。
【画力の頭打ち】目標を設定すると心が折れそうになる
しかし中には自分は目標を立てているけど
どうしても自分の下手さが際立って
心が折れてしまうという人もいます。
これって僕もすごく気持ちがわかるんですよ。
すごい上手い巨匠の人たちを目標に
したりして、
心が折れてしまうというのは僕も経験済み
だからです。
自分とあまりにもレベルがかけ離れている人
を最初から目標にするとほぼ100パーセント
の確率でそうなってしまいます。
「何で自分はこんなに下手なんだろう・・・」
「才能がないのかな・・・」
みたいにネガティブになってしまう感じです。
目標が自分のレベルとかけ離れたところに
設定すると、
今までに描いてきた時間も経験値も違うので
そうなるのは当然なんです。
だから自分の目標の基準というのは
2つのタイプに分けて持っておくと良いと
思います。
1つの目標基準はめちゃくちゃ上手い、
今の自分にはとても手の届かないような人
でも良いです。
ただもう一つ、すこし頑張れば追いつけそうな
人や作品を目標として持っておくのも大事
なんです。
簡単に言ってしまうと、
死ぬまでに達成したいでっかい夢と
直近で達成したい出来そうだとかんじられる
ような目標ですね。
めちゃ上手い歴史に名前を残してる画家さん
レベルを死ぬまでに目指す目標としたら、
数ヶ月〜数年で追いつけそうなレベルの
目標も同時に持っておくということです。
これができると気が楽になるし、
頑張る事もできます。
数ヶ月から数年も絵を継続できないのであれば
そもそも上達はできませんしね。
【画力の頭打ち】順調に成長だけできるなんてことはあり得ない
今回の結論としては
画力をぐんぐん成長させたいなら目標設定に
気を配ろう!という事ですね
ただ今回の話はここでは終わらなくて、
実際に目標を設定したりして頑張る上で
現れる「壁」の話も掘り下げてしていこうと
思います。
かならず努力を続けていく上で、
これって自分で超えられるのかな?という
「大きな壁」が立ちはだかることが
あるんですね。
当然死ぬまで何の苦労もなしに成長だけ
し続けられるなんてことはあり得ないからです。
僕としてはそうした苦しい乗り越えられるか
分からない壁が立ちはだかった時っていうのは
チャンスだと思ってワクワクするように
しています。
何故なら成長っていうのはなだらかに
右肩上がりで上がるということはなくて、
実際にはグン!と一気に上がる部分と
ゆる〜りと徐々に上がる部分で
成り立っています。
よく「成長曲線」とかって呼ばれるもの
ですね。
この急成長に部分は常にでっかい壁を
乗り越えた後にやってきます。
【画力の頭打ち】数年ごとに現れる「でっかい壁」
このでかく立ちはだかる壁って面白くて
数年スパンで必ずやってきます。
これを乗り越えると急成長できる!と
何度も経験していると感覚的に
「おっ!次に壁が来たな」
って分かるようになります。
僕の場合だと、
5浪して大学に入った時とか、
絵の仕事をできるようになった時とか、
フリーランスで完全にやっていけるように
なった時とかは常に壁を乗り越えた感じが
ありました。
上手く人生が好転した時って必ずその前に
苦しい部分があった感じですね。
例えば僕は絵の仕事の組み立てのために
ホームページを立ち上げたりしましたが、
最初は全くアクセスを集めることができずに
挫折していました。
今アクセスは月に15万ほどもありますが、
それまでに上手く運営できずに泣く泣く捨てた
ホームページがいくつもあります。
それって壁にぶち当たっていた
時期なんですよね。
これが上手くいけば色々な人に
作品を見てもらえるホームページが作れる!
と思っているけど上手くいかないわけです。
そこで諦めれば努力しなくて良いので
楽はできますよね。
それ以上苦しまなくてよくなります。
ここで壁を越えるのか諦めるのか
選ぶ自由があります。
ほとんどの人は楽な道に逃げていきます。
もちろんそれでも構わないと思いますけど、
それでは成長は得られません。
常に壁を越える苦しみと成長は
表裏一体だからです。
【画力の頭打ち】どうしても乗り越えられない
ただどうしてもその苦しい時期を
乗り越えられないという人もいますよね。
気持ちは分かります。
こうしたものって目に見える物理的な壁では
ないからです。
実際に乗り越えられるのか?ということも
自分では分からないですし、
どのくらいの期間苦しみ続ければいいのかも
分かりません。
僕が大学に入る前に浪人していた時は
どれくらい浪人すれんば良いのかとかも
当然分からなかったですし、
ホームページ制作だってどのくらいで
アクセスが集まるのか最初は分かりません
でした。
壁を越える苦しみってそういう部分も
含めてなんですよね。
不安が常につきまとうということです。
僕が1つアドバイスできるとしたら
すでに上手くいっている人が、
どのくらいの期間で上手くいったのかという
情報を仕入れてみるのが良いかなと思います。
もちろん他人と自分は違うので、
それが必ずしも参考になるとは限りませんが
時間的な目安みたいなものがあると少しは
不安が消えるかもしれません。
つまり壁があって乗り越えたいけど不安に
なる時は、
人の情報も参考にしてみるということですね。
まとめ
今回は、
画力に頭打ちはあるの?上達に限界はある?
というテーマから掘り下げて
自分の限界の壁というものについても
お話ししてみました。
参考になる人がいると幸いです。
では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう。
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