今回は
「画家を安定的に成長させる3つのタイプの
仕事を解説」
というテーマでお話ししていこうと思います。
というのも僕が今まで絵描きとして活動を
やってきて、
絵の仕事は3つのタイプに分類できる
ということが分かってきました。
この3つの仕事はそれぞれに関係しあって
いて、
とても重要で切っては切り離せないものです。
今回の話を理解することで絵描きの活動を
安定的に長期的に成長させていくことが
可能になります。
実際これからの時代に通用するフリーランス
になるには、
個人的には絶対必須だと思っているくらい
です。
なので是非聞いてご自身の活動の
参考にしてもらえると嬉しいです。
では早速始めていきましょう!
目次
画家の3つの仕事の要素とは?
で、今回の話の結論から言うと
・物販
・オンラインコンテンツ
・イベント
この3つがあると非常に絵の活動が
スムーズに成長していきます。
といってもこの解説だけだと
この3つが何を意味しているのか分からない
と思うので、
実際に掘り下げて解説していこうと
思います。
画家を安定的に成長させる仕事①物販
で、一番分かりやすいのがこの「物販」
だと思います。
物を販売するということですね。
つまり「絵の販売」や「グッズの販売」が
物販に当たります。
絵を描いて販売する、
グッズを作って販売する、
と言えば非常に簡単そうに見えますが
一般的には非常に難しいです。
実際ほとんどの画家さんは作品販売が
難しいと思っているはずです。
それがなぜかと言うと自分のファンに
なってもらえるような活動を仕事に
取り入れない人がほとんどだからです。
例えば1日数アクセスのサイトで
「販売します!」みたいにページを作ったり
とか、
多額のお金を支払って集客できないの状態で
貸し画廊で展覧会を開いたりとかですね。
(後者はむしろ赤字ですよね)
個人的にはしっかりとファンになってくれる
人を増やしてからじゃないと、
物販の仕事は難しいと思っています。
数打ちゃ当たるの精神でやっても
なかなか結果は出ないのです。
しかしこれには解決法もあるんです。
それが物販だけでなく他の要素の仕事も
きちんと取り入れていくと言う考え方です。
先ほど少し話に出た
・オンラインコンテンツ
・イベント
などの仕事です。
僕自身3つの要素の仕事を組み合わせて
いくことで
展覧会場を使わない絵のウェブ販売で1日だけで
20万円の絵の売り上げを作れたことも
あります。
画家を安定的に成長させる仕事②オンラインコンテンツ
で、2つ目に解説するのがオンラインコンテンツ
ですね。
オンラインコンテンツというと難しく
聞こえるかもしれませんが全然そんなことは
ありません。
単純に物販と違い「オンラインで完結できる
商品」というだけの話です。
例えば僕の絵画教室なんかが
オンラインコンテンツにあたります。
僕の絵画教室はビデオ配信の形式で
アドバイス等もネットで行なっているので
場所や多額の経費を必要としません。
オンラインコンテンツは自分のスキルを
生かしてオンラインで仕事ができるのが
特徴なんですね。
これは自分のスキルで人の役に立てる内容
であれば何でも構わないですし自由度が
高いです。
例えばあなたが接客のプロなのであれば
「画廊での接客術」というコンセプトで
商品を作ることもできるでしょう。
絵が描けるのであれば絵画教室だって
もちろん開催できます。
多くの人は普段画家の仕事とは別に
会社員やアルバイトをしていると思うので
オンラインコンテンツは尚更取り組むべき
仕事です。
なぜなら空き時間でも取り組めるし、
経費も大きくかからないからなんですね。
画家を安定的に成長させる仕事③イベント
3つ目がイベントです。
イベントというのは
・ワークショップ
・展覧会
・食事会
などリアルの場で人と交流できる活動の事
ですね。
これも重要な仕事になります。
人と実際にあって話を聞いたり
絵を発表したりするのは交流に不可欠だから
です。
僕であれば今までにこれらの活動は
全て行なってきました。
ワークショップであれば来場者と一緒に
オリジナルの絵を描いたトートバックを
作ったりとかしました。
展覧会も以前は多い時で1年に10回くらい
してました。
最近では絵描きさんを集めた飲み会なども
計画して開催しています。
自分なりの形でいいので出来るだけ
ファンの方や自分を応援してくれている人と
会う機会は作っていったほうが活動の幅が
広がりますよ。
画家の仕事の導線設計と道筋
で、ここまでお話ししていて
「いや、多すぎて分からん!
結局どこからやればいいんだ?」
と思う方もいるかもしれないですね。
たしかに画家活動って単純なようで
色々やることがあります。
フリーランスなので当然と言えば当然ですが。
なのでここからはどういう道筋で
やっていくのが良いのか?という話も
していこうと思います。
これはあくまで僕の1つの考え方であって
正解なんてないし、
結局は自分で考えることも必要なので
そこは前提として頭に置いておいてください。
ではお話ししていきます。
画家の3つの活動と仕事の組み合わせ方
先ほどからお話しをしている
・物販
・オンラインコンテンツ
・イベント
この3つを効率的に行なっていくとすると、
流れとしては費用対効果が見込めるもの
から始めるのが得策だと言えます。
つまり
①オンラインコンテンツ
↓
②イベント
↓
③物販
この流れですね。
ここの理由についても掘り下げて
お話ししていきます。
画家仕事の手順①オンラインコンテンツ
まず最初に行うと効果が出やすいものが
オンラインコンテンツです。
おそらくほとんどの方は仕事をされながら
画家の仕事もしていると思います。
その場合、
オンラインコンテンツは非常に始めやすく、
ファンを作っていくのにも適した仕事
になります。
というのもオンラインコンテンツは
経費がそこまでかからず自分のスキルも
生かしてファンを作ることができるからです。
自分を好きになってもらう、
信用してもらう、ファンになってもらうことに
必要なのは交流です。
オンラインコンテンツは
メールやLINEなどで交流を深める
きっかけとしても機能してくれます。
画家仕事の手順②イベント
次がイベントです。
オンラインで関わることができた人と
リアルな場でも交流していきましょう
ということですね。
手段としては先ほども言ったように
・ワークショップ
・展覧会
・食事会
などがあります。
これは別にこの3つ以外でアイデアがある
のであれば、
それでも良いし何でも構いません。
とにかく
ネットから生まれた人との出会いを
リアルの場所に持っていきましょう!
ということです。
そうすることで、
より仕事も発展していくし仲間も増えるし
ファンも増えますよ、ということです。
結構大事な考え方だと思いますよ。
画家仕事の手順③物販
次が物販ですね。
やっぱり物販をやりたい、
つまり絵を販売したいとかグッズを販売したい
という人が多いです。
しかしこうした販売はやっぱり自分のことを
好きでいてくれる人、ファンの方がいて
始めて成り立つものです。
なのでいきなり販売します!といって
売れるものでもないんですね。(当たり前だけど)
もちろんコネを作って画商さんなどと
活動していけば、
お金持ち相手に作品を売ってくれるかも
しれません。
しかしそれは実際に自分のファンなのか?
というとそうではないことがほとんどです。
お金持ちの人の心理は
・他の人が買っているから買わないと!
・流行っている画家の絵を買っとけばいいか!
・これから価値が上がりそうだから買っとくか!
みたいな感じだったりします。
だからもしブームが過ぎたり、
売ってくれる人がいなくなれば路頭に
迷うことになります。
もしくはそもそも売ってくれる画商さんと
出会えずに一生が終わるというケースも
ありますね。
というかほとんどこのパターンですね。
なので自分でファンを作ったりする活動が
できるかどうか?は絵描きにとってめちゃ
重要な要素だったりします。
僕も誰にも頼らずにウェブだけの絵画販売でも
1日に最高20万ほど絵の売り上げを出せたり
しています。
なのでもし無計画に活動している人は
参考にしてみてくれると嬉しいです。
もちろんたくさん考えないといけないことは
あるし、
継続力も必要なので長期戦は覚悟しないと
いけないですけどね。
まとめ
さて、今回は
「画家を安定的に成長させる3つのタイプの
仕事を解説」というテーマでお話しして
きました。
導線を着実に作るのだとしたら
①オンラインコンテンツ
↓
②イベント
↓
③物販
このような流れにするとスムーズですね。
是非参考にしてみてください。
では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう!
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