今回は
「絵を描くときに使うべきは机かイーゼル?」
というテーマでお送りしていこうと思います。
これは絵を描く道具ではなく、
絵を描くための環境のお話になってます。
どんな風にどこで描くのか、ということでも
ありますね。
これは画材とかと同じくらい僕的には
悩んで色々試してきた部分でもあります。
例えば絵は机で描くのか?
イーゼルで描くのか?
壁に掛けて描くのか?
それとも床に置いて描くのか?
絵は色々な方法、環境で描くことができます。
これらすべての環境を実際に試しながら
今まで絵を描いてきたので、
どう言う風に絵を描くか悩んでいる人には
参考になる部分が多いと思います。
是非聞いて参考にしてもらえれば
嬉しいです。
意外と描く環境によって出来ることも
変わってくると言うのが分かると思います。
目次
【絵を描くためのアトリエ環境】小さいサイズなら机で描くのがベスト
で、結論としては小さい絵だと机で
描くのがベストかなと思っています。
これって言うのは、
絵を描く際に「撮影」を非常に行いやすい
からなんですね。
つまり絵を描いているところを撮影して
映像にすると言うことです。
ここでは映像を撮るメリットを含め、
ここら辺のコツを少し具体的にお話します。
【絵を描くためのアトリエ環境】絵の撮影のコツとメリット
僕は絵画教室を映像配信で行なっています。
これによって生徒さんはいつでもどこでも
絵の勉強が出来ます。
しかし、映像を作ると言うのは
意外と結構難しいんですね。
編集等は慣れればそこまで難しく
ないですが、
絵を描いているところの撮影というのが
結構むずかしいのです。
描いている絵をなるべく正面に向けて
撮影しないといけないですし、
ピントが外れないようにしたりなるべく
自分が影にならないように工夫したり、
光の当て方などにも気をつける必要が
あります。
その点、机での作画だとクリップ等でiphoneを
固定すれば真上から撮影できるので
非常に動画が撮りやすいです。
(机に絵を寝かせて描いて、それを上から
撮影すると絵が正面を向いて撮影しやすい)
iphoneなどスマホであればピントも簡単に固定
できますし、
重々しい準備もないので精神的に楽に
始められるのも良いところですね。
そして、絶対にこれからの時代は
映像に撮っておく方が有利で、
動画というメディアを持っているだけで
非常に仕事がしやすくなります。
特にyoutubeなどはそれが顕著な
プラットフォームだと思っています。
海外の画家さんが多くのペインティング動画
をyoutubeにアップロードしていますが、
人気の画家さんは数百万再生、数十万再生と
かざらにいます。
おそらく広告収入だけでかなりの金額が
収入として入ってくるのではないでしょうか?
絵を描いているところを撮影して
youtubeにアップロードするだけでビジネスに
なってしまうような時代になっているという
ことです。
SNS等でも簡単に動画を公開できますし
動画というメディアが主流になりつつあるのは
自明のことです。
なので普段から動画を撮っておく癖は
持っておいた方が良いと思います。
今すぐ使うかは別にしても、
後から絶対に役に立ってくれると思います。
【絵を描くためのアトリエ環境】他の制作環境について
机で制作する方法をオススメすると
「机以外にもイーゼル等で制作する方法も
良いんじゃないですか?」という風に
言われたりもします。
もちろんこうした方法でも問題なく
制作できますし全然大丈夫です。
ただ、動画撮影という観点で言うと
どうしても絵がカメラのフレームに
ピタッと入らないというデメリットが
あります。
つまり絵の正面に自分が座ったり立ったり
してしまうので、
どうしてもカメラは絵に対して斜めに
置かないといけなくなると言うことです。
僕もイーゼル等で描くのですが、
それは机に寝かせて描くことができないくらい
大きなサイズの場合です。
大体4号〜6号くらいまでは机で
描くことができるのかな?という感じ
ですね。
ただyoutubeだと海外の方が色々な工夫を
しながら作画風景を撮影しているのを
参考にできるので、
僕も撮り方などは常に勉強するように
しています。
(まぁ難しいところですが笑)
もしあなたも作画環境を考える際は
撮影などのこともすこし頭の隅に入れながら
描くと活動に幅が出るのかなと思います。
【絵を描くためのアトリエ環境】絵を描く時の机やイーゼルの選び方
さて、今回は
「絵を描くときに使うべきは机かイーゼル?」
と言うテーマでお話してきました。
ここからは掘り下げて実際に使う
机やイーゼルの選び方という部分を
少しお話していこうかなと思います。
そこまでこだわるべき部分もないのですが
少し選ぶときに気をつけた方がいい部分も
あるのでそこをお話できればと思います。
で、結論から言ってしまうと
机は「塗り直しできる安いもの」、
イーゼルは「ある程度の重みがあるもの」
がいいかなと個人的な経験で思っています。
ここについて掘り下げて解説をしていきます。
【絵を描くためのアトリエ環境】机は「塗り直しできる安いもの」が良い
で、机は先ほども言った通り
「塗り直しできる安いもの」を選んでおくと
いいです。
これは動画撮影などをすること前提の
お話です。
作画風景などを撮影する際は机に
木目等があると少し見づらかったりするので
基本的に無地がいいです。
なので僕は机を白く塗って撮影等を
行なっています。
そうしたときに高い机を買ってしまうと
勿体無いですし、
ある程度使い捨てが効くような安いものを
選ぶ方がいいです。
絵を描いていて汚れると動画も
見づらくなるので白色の下地を塗り重ねて
汚れを消したりもします。
すごく微妙な部分ではありますが
こうした工夫が動画を見やすくしたり
すると個人的には思っています。
【絵を描くためのアトリエ環境】イーゼルは重みがあるものが良い
で、机でなくイーゼルで描いても良いのですが
イーゼルはある程度重みがあるものの方が
良いです。
というのもキャンバスを乗せて描いているとき
筆を少し強めに当ててタッチを付けたりする
ことがあると思いますが、
そのときに軽いと動いたりしてしまうんですね。
僕はよく経験があってすごくそれが
ストレスだったので、
壁に画鋲や釘を刺してそこにキャンバスを
掛けて描いたりするようになりました。
といってもこれは壁が傷ついたり汚れたり
することもあるので、
そこまでオススメはしにくいです。
なので描きやすい重めのイーゼルを選ぶ
ことをお勧めします。
【絵を描くためのアトリエ環境】机やイーゼルを買う場所
で、この話をすると
「どこで買うのが良いですか?」と
聞かれることもあります。
個人的にはイーゼルは世界堂などの
画材屋さんで、
机はリサイクルショップかIKEAなどの
やすい家具屋さんで買うことをお勧めします。
まず机ですが、
これは安いものを選ぶというのが前提に
あります。
汚れますし、
自分で塗り替えたりもするからですね。
リサイクルショップなどだと非常に安価で
手に入る場合もありますが、
自分で持って帰る手間などもあります。
IKEAなどのお店だと安価で配送もして
もらえるのでお勧めですね。
僕は事務部屋の机などもIKEAで買ってます。
あとはイーゼルですが、
これは材質によっても重さがかわるので
実際に見て買った方がいいかもしれません。
なので世界堂などの大手画材店に行くことを
お勧めします。
特に新宿本店の世界堂であればイーゼルも
いくつか選べたりするので良いですね。
まとめ
さて今回は、
絵を描くときに使うべきは机かイーゼルか
というところから掘り下げて
少し撮影のお話などもしてみました。
これからはそうした部分も考えていかなくては
いけない時代だということを僕自身かなり
ヒシヒシと感じています。
時代に遅れないよう一緒に頑張って
考えながら制作に打ち込んでいければ
いいですね!
では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう!
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