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効果的なパレットへの絵の具の出し方とは?【描きやすさも変わります】

どうもこんにちは!画家の岡部遼太郎と言います。

アクリル絵の具で描く絵画作品

 

今回は
「効果的なパレットへの絵の具の
出し方とは?」
というテーマでお話ししていこうと思います。

 

 

パレットに絵の具を出すときの考え方や
方法って人によって違う部分で正解は
ありません。

正解はないですけど実際に混色したり
描いていくときに、
やりやすくなる方法というのはあるんですね。

 

 

実際のところ他の絵描きさんがどうやって
パレットに絵の具を出しているのか、などは
知ることも少ないと思うので是非参考に
聞いてみてください。

きっとパレットの使い方に対して
意識的になれると思いますよ。

 

 

では早速始めていきましょう。

 

パレットへの絵の具の出し方【色相別に分ける】

まずパレットの使い方として個人的に
一番使いやすいと思う方法を解説すると
「色相別に分ける」この方法が一番
パレットを使いやすくしてくれます。

色相というのは色味の種類のことです。
例えば赤系とか青系とかですね。

 

 

これを色相環に沿ってパレットに色を
置いていく感じです。

色相環というのは色相がグラデーションに
なる並べ方のことです。

 

 

黄色→緑→青→紫→赤→オレンジ→黄色・・・
という感じにグラデーションになります。

なのでパレットに絵の具を出すときは
この色相環のように、
黄色→緑→青→紫→赤→オレンジ
みたいな順番で並べていく感じですね。

 

 

実際にこのように色を並べていくのには
メリットがあります。

①色が濁りづらい
②色の関係を頭に叩き込める

このようなメリットです。
ここも少しお話ししていきますね。

 

パレットへの絵の具の出し方を工夫するメリット
①色が濁りづらい

 

色相環でパレットに色を並べるメリットは
「色が濁りづらい」という部分ですね。

基本的に色が濁る、彩度が下がるというのは
補色同士を混ぜるときに起こります。

 

 

例えば赤と緑を混ぜたりとかですね。
赤と緑を混ぜると無彩色に近い色になります。

パレットに緑と赤を並べて置くと
意図せずに補色同士が混ざって彩度が下がって
しまう時があります。

 

 

これって結構困りますよね。

逆に赤の両隣が色相環で隣同士の
紫やオレンジを置いておけば濁ることが
ありません。

 

 

赤とオレンジが混ざっても赤に近いオレンジに
なるだけですし、
赤と紫が混ざっても赤っぽい紫になるだけ
です。

微妙な色の調整をするときもしやすいですよね。

 

 

なので初心者ほどなるべくパレットに
絵の具を出すときは色相環の順で並べた
方が良いわけなんですね。

色が濁ってしまう・・・という悩みを
この工夫だけで減らせますからね。

 

パレットへの絵の具の出し方を工夫するメリット②
色の関係を頭に叩き込める

 

2つ目のメリットが
「色の関係を頭に叩き込める」という
部分ですね。

これは特に初心者ほど意識した方が
良い部分です。

 

 

絵を描き始めの頃って
感覚で色を扱いがちです。

つまり理論がない状態なんですね。

 

 

しかし実際に絵を上達させるためには
色の理論などは重要な部分です。

先ほど話した色相環の知識などもないと
なかなか色は扱えないでしょう。

 

 

どの色同士が隣り合う色なのか?
どの色同士が補色関係なのか?
みたいなことですね。

これを覚えるためにもパレットに絵の具を
出すときは色相環順で並べると効果的です。

 

 

絵の具を出すときも色相環を意識できるし
絵の具を混ぜるときも色相環を意識できます。

これって結構大きなメリットだと
思うんですよね。

 

 

頭だけで理屈をこね回してもなかなか
色を覚えることはできませんが、
実際に絵の具を並べたり色を混ぜると
実践の中で色を扱えるようになります。

なのでもし初心者の方でパレットに
なんとなく絵の具を出している方は
是非色相環を意識してパレットを使って
みてください。

 

【パレットへの絵の具の出し方の工夫】白と黒はどうする?

 

では白と黒はどう扱えば良いのでしょうか?

基本的に白と黒は色相と彩度の概念が
ありません。
つまり色もないですし鮮やかもありません。

 

 

普通の色とは別に考えるべきです。

なのでパレットに出すときは普通の色とは
別の場所に出しておくと良いです。

 

 

そうするとわかりやすいからですね。

ちなみに白と黒は必ず絵を描くときには
必要になってきます。

 

 

というのも明度のコントロールは
白と黒で行うからです。

白を混ぜることで色を明るくして
黒を混ぜることで色を暗くします。

 

 

中には暗くするときは補色を混ぜろ、
という人がいますが僕はこれには賛成
できません。

なぜなら色相が完全に真逆、
つまり色相環でみて180度移動させた
色でないと色相が変わってしまうからです。

 

 

これは少しややこしい部分ですが、
黒を混ぜれば色相を変えずに明度だけ落とせる
と覚えておけば良いと思います。

特に初心者ほど黒と白で明度の調整は
行った方が楽ですよ。

 

【パレットへの絵の具の出し方の工夫】色は三原色だけで良いのか?

 

さて、ここまでで
効果的なパレットへの絵の具の出し方
という部分についてお話ししました。

僕がお勧めするのは色相環を意識した
色の出し方ということですね。

 

 

今回はここからさらに掘り下げて
最初に購入するべき色数という部分についても
話していこうと思います。

よく絵を描き始めるための教本などを見ると
絵は三原色だけ用意すれば良いみたいに
記述されています。

 

 

つまり黄色、青、赤だけ絵の具があれば
良いということです。

これらの色は混色では作れないですが
他の色は理論上混色で作れます。

 

 

しかし僕は初心者は最初に三原色以外の
絵の具も買っておくべきだと思っています。

ここについて解説していきますね。

 

【パレットへの絵の具の出し方の工夫】
初心者が混色を完璧にするのはハードモード

 

で、まず三原色だけで初心者が絵を描くのは
かなりハードだと思います。

色相環を完璧に頭に入れて
筆をキャンバスに乗せるたびに完璧な
混色を行うのって最初は無理だと思います。

 

 

なので個人的には最初は色数豊富に
絵の具をたくさん買っておくと良いと
思うんですよね。

色相環や混色の勉強はパレットへの絵の具の
出し方を工夫すれば覚えられます。

 

 

しかも色には色相、彩度、明度以外にも
透明度という要素が存在します。

複雑ですね笑

 

 

透明度によって絵の具の重ね方や技法が
変わってきます。

そして不透明絵の具を完璧に透明色に
するのは結構難しいものがあります。

 

 

なのでそういう意味でも絵の具はたくさん
買っておいて損はありません。

例えば同じ青色でも、
不透明色か透明色なのかで使い方も
変わってきますからね。

 

 

透明色ならフタロブルー、ウルトラマリン
不透明ならセルリアンブルー、コバルトブルー

みたいに僕もいくつか分けて使っていますよ。

 

 

絵の具を買うときは透明度の表記も
ありますので、
そこも是非見て買ってみてくださいね。

 

まとめ

 

さて今回はパレットへの絵の具の出し方
というところから絵の具の話もしてみました。

まとめると、

パレットに色相環状に絵の具を出すメリットは
①色が濁りづらい
②色の関係を頭に叩き込める
このような感じですね。

 

 

そして絵の具は初心者ほど色数を
持っておくと良いということです。

もしあなたの制作のお役に立てば
とても嬉しいです。

 

 

では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう。

ではでは。

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どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^