こんにちは!岡部です。
今回は
「僕は絵の才能が無いおかげで得をしました」
と言う話をしていこうと思います。
今回の話をする前提としてお話しして
おきますが、
僕は絵の才能もセンスも無かった人間です。
高校生から絵を描き始めて
美術大学に入るまでに5浪しているし
絵の仕事で食べていくまでにも時間が
かかりました。
10年以上かかっています。
とても華々しい絵描き人生ではないと
思います。
どちらかと言うと物凄く泥臭いですね。
でも僕は全然こうしたところに後悔を
感じていません。
それどころかめちゃくちゃ得をしていると
思っています。
ラッキーだったな、と。
というのも才能に溢れた人間の言葉って
僕のような凡人には刺さらないからです。
なんでもすぐにこなせる天才が
頑張ればできる!みたいに言っていても
「あなたは天才だからできたんでしょ」
みたいに思ってしまいますよね。
でもその点僕は才能がなかったので
才能が無いなりの努力の仕方とか
頑張り方を学んできたわけです。
そしてそれを多くの方のために役立たせる
ことも出来ています。
今回はこうした天才じゃ無くて良かった、と
思っている理由、
そして天才には逆に出来ないことなどを
お話ししていこうと思います。
自分は才能が無いから・・・と諦めている
人はこの話を聞くことで、
勇気が出ると思うので是非聞いてみて
ください。
才能が無い人は「共感」が出来ない
で、僕が今まで才能が無いなりに色々やって
きて一番感じたのは才能がある人は
才能が無い人に共感出来ないということ。
才能がある人ってなんでもサクッと出来て
しまいます。
なので普通の人には理解できない世界だったり
します。
で、こうした部分で才能のない僕が
得をところは3つあります。
①絵を教える仕事が上手くいった
②上手くいかない人の気持ちに共感できる
③無駄なプライドがない
このような部分ですね。
これだけだと何のことか分からないと
思うので、
少し掘り下げて解説していきます。
①絵を教える仕事が上手くいった
で、才能が無くて得をした部分は
絵を教える仕事が上手くいったと言う部分
です。
僕は色々な絵の仕事に携わってきましたが
その中に絵を教える仕事があります。
僕の中では結構楽しくて上手くいっている
仕事の1つだったりします。
というのも参加してくれている人から
「分かりやすいです」とか、
「丁寧に教えてもらえるので楽しいです」
とか結構言ってもらえます。
でもこれって意外と才能がある人だと
やりにくい仕事だと思うんです。
僕は絵を上達させるのにめちゃくちゃ時間を
使ってきましたが、
その中で初心者がつまずく部分や、
心が折れる部分はほぼ全て経験してきました。
もちろん今でも絵の勉強は沢山していますが、
やはり昔僕がつまずいていた部分の方が
初心者の方の役には立ったりします。
で、ここに対して天才は理解が出来なかったり
します。
そもそもそこまで悩んでいないし、
すんなり何でも出来るようになる人が
多いからです。
そう言う人が初心者の悩みを理解できるか?
というとやっぱり微妙なわけです。
だったら才能がなくても続けてきて
上達した人の方が教えることに長けている
のでは?と僕は個人的に思っています。
②上手くいかない人の気持ちに共感できる
で、僕はなかなか上手くならない時期が
長かったしヘタクソなりに頑張ってきた
きた人間なので、
そう言う人の気持ちも割と理解できます。
描きたいものが見つかってもなかなか上手く
表現できない歯痒さとか、
先の見えない不安な気持ちとか。
そう言うのはかなり経験してきたつもりです。
しかも僕の場合、
同年代が就職していくような時期にも
ずっと絵の道を突き進んでいたので
他の人よりも感じている不安やストレスは
割と大きかったのでは無いかと思います。
ほとんどの人は会社に就職して隙間時間で絵は
やります、みたいに生きていきますからね。
なのでそういう絵を描く人たちの「気持ち」
と言う部分は人一倍理解ができます。
これも僕が才能が無くて得した部分だったり
しますね。
相手の気持ちを理解した上で人の相談とか
にも乗れるようになったし、
いかにメンタルをコントロールして課題に
取り組んでいくのか?と言う技術も身についた
気がします。
③無駄なプライドがない
で、3つ目は無駄なプライドがないと言う部分
です。
僕は才能が無い分、
最初からできることがなかったので
1つずつ知識や情報を学んで実践して
生きていました。
いつも
「自分は今これが足りないから学びにいこう」
みたいな意識で人から学んだりしてきました。
そう言う癖がついた感じですね。
才能が無くて人から沢山学ばないと
いけなかったので、
プライドなどを持たずに色々な人から
吸収することが出来たわけです。
出来ないことに対して自信を無くしたりせず
次はこれを学ぼう!とワクワクした気分で
何事にも取り組めるようにもなりました
これはかなり得をしたなと思います。
いまでも新しいことに取り組む際は
どんどん知識を吸収できるし、
失敗を恐れずに色々なことにチャレンジする
癖もつきました。
才能があって最初からできることが
沢山あったらきっとこうした部分は
身につかなかったはずだと思っています。
まとめ
で、僕が今回の話で言いたいのは
才能が無い人は「才能が無い」ことを活かそう
ってことですね。
才能が無いことも活かそうと思えば
僕みたいに活かせるのです。
要は考えようですよね。
そして絵の技術向上とか
仕事にしていくことっていうのは、
信念をもって努力さえできればちゃんと
実現できます。
なので才能が無いんですとか、
そういう言い訳をして自分のやりたいことに
取り組まないのはすごく勿体ないな、と
感じたります。
大事なのは才能では無く、
曲がらない信念だと思います。
では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう!
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