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写真を見て絵を描くのはダメなの?【絵を描くのに役立つ知識と考え方】

どうもこんにちは!画家の岡部遼太郎と言います。

アクリル絵の具で描く絵画作品

 

今回は生徒さんから頂いた
「写真を見て絵を描くのはダメなの?」
というご質問にお答えしようと思います。

これって結構絵を描く人だと1度は考えた
ことがあるんじゃ無いかなと思います。

 

 

特に指導する人が写真を見て絵を描くなんて
言語道断!みたいなことを言う場合も
ありますからね。

こうした場合、明確な理由や根拠が
あって言っているのであれば良いのですが
実際には師匠に言われたから言っている
場合が多いです。

 

 

なので何故ダメなのか、
どうした理由で言っているのかという
のは自分の中で考えて落とし込まないと
いけないです。

ただ人の言うことを聞いて描いているだけでは
自分の作品では無いですし上達もしない
でしょう。

 

 

ではまず写真を見て描くデメリットを
考えてみましょう。

 

写真を見て絵を描くデメリットとは?

 

まず写真を見て描くデメリットは何でしょう。

個人的には昔の人が言っているデメリットの
1つとして作品としての独自性が失われる
というものがあります。

 

 

今の時代では写真を使って絵を描く人は
撮った写真をそのまま使うのでなく、
編集作業を通して自分の作品の雰囲気を
作ったりしています。

また、写真同士を合成したりなど高度な
編集も出来ればかなり独自の作品制作へと
繋げることもできますよね。

 

 

こうした部分を知らない方は写真を
そのまま写しているという見方をしているので
写真を見て描くことに批判的なのでしょう。

また、写真を見て描くことでデッサン力が
身に付かないと言う人もいるようですが、
形をとる力というのは写真を見て描く場合も
同様に必要になります。

 

 

実際デッサン力がない人が写真を見て
描いたからといって上手く描けるわけでは
ないですからね。

また写真の原理はすでにルネサンス期には
完成していたので、
絵画を制作する際には使用されていました。

 

 

つまり16世紀くらいから巨匠達は
上手く写真を使って制作を行なっていたのです。

フェルメールなんかはカメラオブスキュラ
という装置を使って描いていたことが
分かっていますが、
実際は他の画家たちも使っているようですね。

 

 

逆に写真使って絵を描くメリットも
存在します。

①取材の効率化できる
②シュミレーションが容易
③光学的な見方を学べる

というメリットですね。
ここを掘り下げて解説していきます。

 

写真を見て絵を描くメリット①取材の効率化

 

写真を使って描くメリットにはどんなものが
あるでしょうか?

個人的にはいくつかあると思いますが
取材の効率化というのは大きいかなと
思います。

 

 

写真を手軽に扱えない時代というのは
その場でスケッチをしたりする必要も
ありましたが、
そこを効率化できるということですね。

写真で撮っておいて後からそれを利用して
1つの作品にまとめていくということも
できます。

 

 

特に細かい質感なども写真であれば
撮っておけるので便利ですね。

スケッチは第1印象だけ後から思い出せる
ように簡易的に描いておいて、
細かい部分は写真に任せるというような
方法もあります。

 

写真を見て絵を描くメリット②シュミレーションが容易

 

写真を使って描くメリットは他にも
あります。

例えば本制作に移る前に写真編集ソフト
などを使って全体の色味や明るさの
シュミレーションを行うことができます。

 

 

アナログでやろうとすると数種類のパターン
を試すということが難しいですが、
デジタルで行えば簡単に色味を試したり
変更を加えて完成イメージを作っていく
ことができます。

こうした部分も写真を使って描くことの
メリットといえます。

 

 

もしくはアナログで下絵を描いて
パソコンに取り込み色を少し変えて
試してみたりということもできますね。
(この場合は写真とは言えないですが)

制作をしている間に完成イメージがぶれて
よく分からなくなってしまうというのは
よくあるので、
そうした方はある程度写真などを利用して
完成イメージを固めて制作に取り組んでも
良いかもしれませんよ。

 

写真を見て絵を描くメリット③光学的な見方を学べる

 

絵を描く人の中にはリアルにものを
描けるようになりたいという人も結構
いますよね。

そうした場合、写真を資料として使うことで
リアルに見えるように描く勉強にもなります。

 

 

どのような条件でものがリアルに見えるのか
原理原則を学ぶことができるということです。

どんな風に光が当たってどんな風に
人間の目には見えるのか?ということですね。

 

 

特に実際の肉眼で見る風景は光が常に
変化したりするので分析するのが困難な場合も
あります。

例えば水面の反射なんかは
水面の波の形が変化すれば光の見え方も
変わったりするので詳細に分析するのは
肉眼だと難しいです。

 

 

こうした部分は積極的に写真をつかって
学んでいけると良いと思います。

 

まとめ

 

さて、今回は読者さんから
頂いた「写真を見て絵を描くのはダメなの?」
という質問にお答えしてみました。

制作のスタンスは人によって違うので
あくまで自分の考え方ですが、
もし参考になれば幸いですね。

 

 

人からこれはダメと言われてもそのまま
無思考で信じるのでなく、
何故ダメなのかという部分を少し考えるのも
大事なことです。

では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう!

 

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ABOUT US

どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^