今回は
絵の仕事をするのに「学歴」は関係ないですよ
というお話をしていこうかなと思います。
というのも僕のところに来る相談として多く
あるものの1つに、
「私は美大にも行っていないし独学なので
自信がありません」
というものがあります。
もう定番の悩みっていうくらい結構来ます。
結論から言ってしまいますが、
美大に行っていようが言ってまいが
独学だろうが独学じゃなかろうが
絵描きには何の関係もありません。
そんなことより本人の能力と努力が全てだと
思います。
今回はここの所をお話していきます。
この話をするうえで大事なポイントが3つ
あります。
それが、
①絵描きに必要な資格は無い
②就職しなくても収入は得れるので学歴は
必要ない
③フリーランスなら自分で仕事を作れる
ようになった方が良い
という3つのポイントです。
このポイントを理解していれば、
美大に行っていないことを悔やんだりする
ことなく今するべきことに集中できる
んじゃないかなと思いますよ。
では掘り下げて解説していきましょう!
絵の仕事と「美大の学歴」①絵描きに必要な資格は無い
まず絵描きになるのに必要な資格は
ありません。
まぁ当たり前ですよね。
調理師免許とかそういう資格を取らずとも
今日から自分は画家です!絵描きです!
と宣言することは誰にも出来ます。
なかには自分なんかまだまだ画力がないし
誰にも作品を見てもらえないから・・・と
弱気になる人もいますが、
そんなことは気にしなくても大丈夫です。
まずは自分が絵を描く人間だということを
名乗っていきましょう。
それに絵を描く人であればあるほど
同じく絵を描く人間が気になるし仲良く
なりやすいと思うので積極的に自分から
名乗っていくことで仲間もできると思いますよ。
もしあなたがSNSやブログ等何でも良いので
やっているのなら、そこに肩書きとして
画家です!みたいに書いておくと良いと
思います。
とにかくまずは名乗ることから始めて
みましょう!
絵の仕事と「美大の学歴」②就職しなくても収入は得れるので必要ない
つぎに絵を描く人間には学歴は一切
必要ないということについてもお話
します。
というのも絵のスキルを使ってフリーランスで
仕事をしていく際に「学歴」を気にする人は
まずいないと思います。
そんなことよりも作品自体が良いのかとか
人間性みたいなことの方がよっぽど大事
ですね。
それはそうですよね?
例えばあなたがイラストの仕事を頼むとして、
美大出身だけど絵が下手な人と
美大に行っていないけど絵が上手い人なら
どちらに頼むでしょう?
僕であれば絶対に後者に仕事を依頼すると
思います。
絵のスキルでやっていこうと思う場合、
良くも悪くも完全実力主義です。
美大に行ったからといって4年間絵の勉強も
せずに遊んでいる人より、
大学に行っていないけど4年間絵を描き続けた
人の方が実力が伸びるのは自明のことです。
実際僕は美大に行って色々な人を見ましたが
美大に行った後に絵を描かなくなる人は
山のようにいます。
課題の時だけ適当に描いて提出する人を
たくさん見ました。
そんな環境で4年間過ごすより
美大に行かずとも自分で描き続けた方が
力が付くのは当たり前のことなんですよね。
なので学歴を気にする暇があるのであれば
1枚でも多くの絵を描いてそこから学びを
得た方がはるかに効率が良いです。
絵の仕事と「美大の学歴」③自分で仕事を作れるように
3つ目がフリーランスでやっていくのであれば
仕事を作る力があった方が良い、という部分
ですね。
絵の仕事といっても就職して絵の仕事を
するのか、自力でフリーランスとしてやって
いくのかによって必要な力は変わってきます。
例えばゲーム会社に就職してイラストを
描いたりするのであれば自分で仕事を
とるような力は必要ないですよね。
必要な仕事をこなしてお給料をいただくわけ
なので。
しかしフリーで働くということであれば
仕事を作る部分から自分で行なっていく必要が
あります。
ということはただ単に絵を描くというスキル
だけではダメだということなんですね。
ここは大事な部分です。
もしどこかで企画展をやりたのであれば
自分で持ち込む必要があるかもしれないですし、
何か自分のスキルを生かして教室をやりたい
のであれば自分で生徒さんを集める力が
なくてはいけません。
なにをするにしてもフリーであれば自分で
行動を起こしていく必要があるのです。
ここは是非覚えていただければと思います。
まとめ
さて今回では
絵の仕事をするのに「学歴」は関係ありません
というテーマで重要なポイントを3つに絞って
お話してみました。
最後にまとめると、
①絵描きに必要な資格は無い
②就職しなくても収入は得れるので学歴は
必要ない
③フリーランスなら自分で仕事を作れる
ようになった方が良い
ということですね。
是非参考になれば幸いです。
では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう!
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