僕は絵を制作するときには、主にアクリル絵の具を使っています。
乾燥が速く、描き込みもスムーズに出来るので、非常に使いやすいんですね。
またアクリル絵の具は大容量の絵の具が比較的安価に手に入ります。
大作を描いたり、厚めに絵の具を使う方にとっては非常にありがたい存在だと言えます。
大容量アクリル絵の具は
・リキテックス ・アムステルダム(ターレンスジャパン) ・マイメリ
など多くのメーカーが発売しています。
関連記事→お得な大容量アクリル絵の具を買うならこれ!オススメのメーカー3選
これらのアクリル絵の具メーカーは歴史も長く、品質が安定しているという事もあり、安心して使うことが出来るかと思います。
今回はそんな大容量のアクリル絵の具の中でも、僕が絵を描き始めた頃に比較的よく使っていた「アムステルダム」の絵の具について少し解説してみようかなと思います。
これから大作を描く予定があったり、絵の具のコスパについて悩んでいる方は、是非この記事を読んで参考にしてくれると嬉しいです。
アムステルダムはトップレベルの色数
アムステルダムの大容量アクリル絵の具「アクリリックスタンダード」は非常に色数が多いことがメリットの1つでもあります。
普通色が70色あり、それに加えて特別色が10色あるので、合計80色のラインナップです。
普通色とは赤や青などの一般的なカラーですが、特別色というのは
・カッパー ・シルバー ・ディープゴールド ・ピューター ・ブロンズ ・ライトゴールド ・リフレックスイエロー ・リフレックスオレンジ ・リフレックスグリーン ・リフレックスローズ
などの金属色や蛍光色の事です。
ちなみにリキテックスの大容量アクリル絵の具「リキテックスベーシック」は全48色なのでその色数の豊富さは非常にありがたい点だと思います。
初心者の方は欲しい色を混ぜて作ることが難しいという場合もあるかと思うので、色数の多さというのは意外と重要な要素かもしれませんよ。
非常に使いやすく安定した品質
僕は美大受験の頃から大容量絵の具を使う際は、ターレンスジャパンのアムステルダムシリーズを使うことがよくありました。
長年使っているから分かるのですが、非常に値段は良心的にも関わらず品質は安定しています。
大手のメーカーで大容量絵の具を発売しているメーカーはリキテックスがありますが、ぼくはこの2つをメインに使っていました。
2つ両方を使っていたのは、それぞれ発売している色の種類が異なるため、足りない色を補いあいながら使うためです
リキテックスの絵の具の品質は非常に高いと思います。
しかしアムステルダムの品質はそのリキテックスの絵の具と一緒に使っても差が分からないです。
品質としては安心して、大作などに使える大容量絵の具だと言えると思います。
関連記事→これで安心!アクリル絵の具で描いた絵の保存の仕方解説!
ちなみに何年も前にアムステルダムのアクリル絵の具で描いた絵は、今も変色や亀裂などが発生せずに残っていますよ。
アムステルダムのコストパフォーマンス
大作を描く人や、大量に絵の具を消費する方にとって重要なのは量と値段なのではないでしょうか?
アムステルダムのアクリル絵の具の値段と量は以下のようになっています。
・20mlチューブ 220円(+消費税)
・120mlチューブ 680円(+消費税)
・500mlボトル 1700円(+消費税)
・1,000mlボトル 3200円(+消費税)
値段等は販売している画材屋さんによって、だいぶ値段は変わってきます。
僕はいつも世界堂で買うことにしています。
元のから値引きされている上に、購入の際に値引きチケットが貰えて非常にお買い得だからです。
関連記事→アクリル絵の具やキャンバスはどこで買うべきなの?徹底比較!
もし画材屋さんへ行く機会があれば、実際にその店舗の値段を確認するのが一番良いと思います。
ターレンスジャパンについて
このアムステルダムというブランドの絵の具を発売しているのが「ターレンスジャパン」という会社です。
ターレンスジャパンはアクリル絵の具以外にも
・油絵の具 ・水彩絵の具 ・色鉛筆 ・筆 ・油絵具画用液 ・補助剤 ・ポスターカラー ・デザインインキ ・ナイフ ・パレット ・パステル ・マーカー ・教則本 ・アクリル絵具 ・補助剤 ・クレパス ・イーゼル
などなど沢山の製品を世に送り出しています。
意外と設立はそこまで昔ではなく、1991年らしいです。
また画材の販売だけでなく「全日本ア-トサロン絵画大賞」という公募展の開催や、ターレンスクラブという絵を描くための情報ホームページも作ってたりするようです。
様々な製品の開発と活動を行っている会社なんですね!
まとめ
今回はターレンスジャパンのアムステルダムアクリル絵の具について解説してみました!
色々な製品を発売しているターレンスジャパンですが、僕は大容量絵の具のアムステルダムには非常に助けられた時期があります。
もし皆さんが大作を描いたり、沢山の絵の具を使って制作する時はこの記事を参考にしてもらえればと思います。
ではでは今回はこの辺で!
また別の記事でお会いしましょう!
✅電子書籍「絵の仕事で生活するためのロードマップガイド」
✅ビデオ講座「アクリル画技法無料講座」