抽象表現主義とは?特徴と代表的な画家や作品を分かりやすく解説!

どうもこんにちは!画家の岡部遼太郎と言います。

アクリル絵の具で描く絵画作品

抽象表現主義というニューヨークを中心として流行った美術を皆さんは知っていますか?

抽象表現はほとんどの作品が大きなキャンバスに描かれ、ほとんど具体的なモチーフが扱われることが無いです。

 

また絵の具が物質的に、目立つように使われることも多いです。
こうした特徴によって絵がかなり感情的なものに見えてくるんですね。

今回の記事では、この抽象表現主義について更に詳しい特徴や、どんな画家がいてどんな作品を作っていたのかなどを分かりやすく解説していこうと思います。

 

抽象表現について知りたいという方は是非読んでみて下さいね!

抽象表現主義とは?どんな特徴があるのかを解説します!

アメリカの現代美術の中でも特に広く知られているのが抽象表現主義なのではないかと思います。

最初にこの抽象表現主義と言う言葉が使われたのが1945年の「ザ・ニューヨーカー」誌でした。

 

1950年くらいになるとこの呼称はすっかり定着していたそうです。
また、この記事でも紹介するウィレム・デ・クーニングなどは、完全に抽象でなくモチーフは存在していますが、この抽象表現主義の中に属されています。

 

抽象表現主義の特徴として、当時のアメリカ社会を反映していた部分もあります。
保守的で抑圧された文化の中で、こうした感情的な表現が出てきたんですね。

 

また抽象表現主義というのは、初めて生まれたアメリカ発信の芸術運動でもあり、こうした意味においても重要な立ち位置にあるのではないかと思います。

ジャクソン・ポロック

ジャクソン・ポロック(1912年1月28日 – 1956年8月11日)

ー年表ー
1929~31年:トーマス・ハート・ベントンの弟子になる
1937年:アルコール依存症の治療を開始する
1943年:個展を開催する
1945年:画家と結婚し、ロング・アイランド島へ移住する
1947年:有名な「アクションペインティング」を始める
1951年:行っていたアクションペインティングを止めて、具象的な絵を描く
1954年:絵を辞める

 

ジャクソンポロックは抽象表現主義を代表する画家と言っても過言ではないと思います。

彼は1947年にアクションペインティングを始め、それによって独自の絵画を確立しました。

 

アクションペインティングは、床にキャンバスを広げて筆などを一切使わずに、棒などから絵の具を滴らせたり、絵の具を飛ばしたりして描く方法です。

この方法は多くの画家の制作に影響を及ぼしたと言われています。

 

そうした技法に加えて、彼は「オール・オーバー」という構図の考え方も広げていきました。
このオール・オーバーというのは画面の中に主役となる部分を持たせずに、画面の真ん中も端も同じように扱う考え方です。

 

ポロックはこうした構図について「それらは始まりもなければ終わりもない絵だ」と言っています。

このようにポロックはスターとして名声を得ましたが、アルコールに依存し苦しんでもいたようです。

ウィレム・デ・クーニング

ウィレム・デ・クーニング(1904年4月24日 – 1997年3月19日)

ー年表ー
1916年:装飾の会社で見習いとして働く
1926年:ニュージャージーに移住する
1943年:画家と結婚する
1948年:ニューヨークで個展を開催する
1950~51年:教師として美術を教える
1968年:オランダを訪問する
1969年:彫刻を制作し始める

 

デ・クーニングは抽象表現主義の画家としてポロック、ロスコと共に代表的な存在と言えます。

習作などを作らずに、筆などを思いのままに動かすことで偶然に生まれる筆致を活かした作品を作りました。

 

彼は完全な抽象作品だけでなく、モチーフの存在を感じ取れるような絵も描きました。
デ・クーニングは「抽象絵画であっても、その形に類似性を持たせないといけない」と言っているんです。

つまり抽象絵画の中に出てくる形でも、何かのモチーフを意識したような形であるという事ですね。

 

しかし、こうした考え方を仲間の抽象表現主義の画家達は、古い考え方として非難することもあったそうです。

 

マーク・ロスコ

マーク・ロスコ(1903年9月25日 – 1970年2月25日)

ー年表ー
1913年:家族とロシアからアメリカへ移住する
1921~23年:イェール大学で学ぶ
1925年:ニューヨークへ移住
1933年:初の個展をポートランド美術館で開催
1951~54年:美術の教鞭をとる
1961年:回顧展がニューヨーク近代美術館で開催される

 

マーク・ロスコはロシア生まれの画家です。
抽象表現主義の中でも指導者的存在として広く知られています。

1950年に、単色をブロック状に画面に描くスタイルで国際的評価を得て有名になりました。
彼の作風は抽象表現主義の中でも「カラー・フィールド」と呼ばれているそうです。

 

非常に高い評価を受けたマーク・ロスコでしたが、うつ病にかかるなどして1970年に自殺と言う形で生涯を終えることになります。

まとめ

今回の記事では「抽象表現主義」についての特徴や、どんな画家がいるのか、どんな作品を作ったのかなどについて解説してみました。

 

抽象表現主義は現在の美術でも行われている方法で、様々な進化を遂げています。
アメリカなどに旅行へ行く際は美術館などで本物を見てみると楽しいかもしれませんね!

ではでは今回はこの辺で!
また別の記事でお会いしましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^