ターナーってどんな画家?有名な作品”戦艦テメレール号”などを解説!

どうもこんにちは!画家の岡部遼太郎と言います。

アクリル絵の具で描く絵画作品

最近、僕の家の近くによく猫を見かけるのですが、何度か見ていると自分の事を覚えたのか寄ってくるようになりました(餌とかはあげていないのに)。

 

これが観察していると、エリア別に出現する猫が決まっていてテリトリーがきちんと分かれているみたいです。

猫もそれぞれ性格が違って愛想の良い猫もいれば不愛想なのもいます。
面白いなぁと思います。

 

さてさて全く関係ない話をしてしまいましたが、今回の記事では「ターナー」というロマン主義時代の画家を解説してみようと思います。

 

ターナーは画材メーカーの名前に使われるくらい有名でファンの多い画家です。
興味のある方は是非読んでみて下さいね!

ターナーのプロフィール

本名・・・ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー

出身地・・・ロンドン

生没年・・・1775年4月23日 – 1851年12月19日

活躍した場所・・・イギリスのロンドン

作風・・・ロマン主義

題材・・・船や機関車の絵が有名

ターナーってどんな画家だったの?

ターナーは若いころから大きく成功した画家でした。
26歳の時にアカデミーの正会員になり、作品の値段が若くして大きく跳ね上がり人気も高まっていたんです。

 

また、ターナーは作品の展示について非常に強いこだわりを持っていた事でも知られています。

展覧会が始まるギリギリの時間まで周囲の絵より目立つようにと修正を加えたり、設置場所についてもこだわりぬいていたようです。

 

自分の飾りたくない場所に設置されたときは激怒するほどでした。
また、このようにこだわりを持っていたために、29歳の頃には自らのギャラリーを開設してしまいました。

 

そうしたこだわりは驚くことに彼の死後にも残っていく事になります。
ターナーは遺言書によってナショナル・ギャラリーにターナー専門の展示室を作ることを指示していたんです。

 

そのかわり彼の作品作品をすべて寄贈するという条件がありました。
しかし、このターナーの望みはなかなか実現するのが難しいものだったんですね。

 

ターナーは油彩と素描を合わせると2万点以上残していたんですが、あまり良い環境で保存されていなかった上に、彼の作風ではどれが実際に完成したものなのか、判断が難しかったらしいです。

 

色々な困難が伴い、ようやくナショナル・ギャラリーにターナーの作品が保存されましたが、ここでまた一つ問題が起きてしまうんです。

なんとテムズ川が氾濫したことで、ターナーの作品の多くが被害に遭ってしまいました。

 

1980年にはようやくテイト・ギャラリーに常設展が開設しターナーの念願が叶う事になりました。

ターナーが亡くなってから100年以上が経ってから、ようやく達成できたんです。

画家であり旅人でもあったターナーの人生

ターナーは絵に描くための美しい風景を追い求め、数多くの旅をした画家です。
若いころから数多くの旅を通して、大量のスケッチを残しています。

 

旅の範囲はイギリス国内は当然で、スイス、フランス、イタリアなど多くの国へと旅行へ行きました。

1802年にターナーは初めてヨーロッパ大陸へと旅に出て、スイス、フランスを回りアルプス山脈で大きくインスピレーションなどを受けるんです。

 

しかしターナーが自由に旅をするには、当時の情勢も関係し、なかなか難しいものがありました。

1804年にナポレオンが皇帝の座に就くと、イギリスやロシアは同盟を組んで対抗し始めます。

 

イギリス軍はトラファルガーの海戦でフランス軍に勝利するなどしましたが、フランスの勢いは弱まらず支配地域を次々と広げていく事になりました。

こんな状況では当然、旅に簡単に出れるはずもなかったわけですね。

 

その後、ナポレオンはロシア遠征に失敗し、ワーテルローの戦いで敗れ、ついに失脚することになります。

こうして、ターナーはようやく旅を自由にできるようになったんです。

ターナー代表作品「解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号」

この「解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号」という長いタイトルの作品はターナーの描いた作品の中でも有名なものです。

ロイヤル・アカデミーに1839年に出品され、非常に高く評価された作品です。

 

この絵はターナー自身も非常に気に入っていたので誰にも手渡すことがなかったそうです。

また、この戦艦テメレール号というのは、トラファルガーの海戦で敵に打ち勝った祖国の英雄でもあります。

 

画面を大きく占めている夕日が非常に印象的で、薄く塗られた絵の具に対し、夕日の部分だけ厚く塗られていてコントラストを作り出しています。

 

かれは常に自らの理想とする光と大気の世界を追い求めましたが、この絵はその理想が詰め込まれていますね。

この光景は英雄であるテメレール号が、これから解体されてしまう場面が描かれているのですが、本当は昼間の時間帯だったそうです。

 

しかしターナーは終焉としての意味を持たせるために、あえて夕景として描いたのだと言われています。
とても哀愁の漂う傑作だと思います。

まとめ

今回の記事ではターナーについて、どんな画家だったのか、代表作などと共に解説してみました。

風景画として非常に有名で、数多くの作品を残した画家ですね。
光や大気のイメージが特徴的で、ダイナミックな作品が多いんです。

 

ではでは今回はこの辺で!
また別の記事でお会いしましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^