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僕が美大に入って学んだ3つのこと【強烈に学習したことがある】

こんにちは!絵描きの岡部遼太郎です。

アクリル絵の具で描いた作品

 

こんにちは!岡部です。

今回は
「僕が美大に入って学んだ3つのこと」
というテーマでお話していきます。

まず、前提として僕は私立の美術大学に
4年間通って卒業をしました。

その結果として美大って別に絵を
描いてフリーランスで生きていくのであれば
必要ないな、と思ったんですね。

これは他の場所でもお話ししていることですが
①生徒の絵の技術を高めようとはしない
②「芸術は自由」と言って放任するだけ
③仕事にしていく方法も一切学べない

こういった理由で僕は美大に
高額な1000万円近いお金を支払う
必要は無いと思ったりしました。

もちろん全ての美術系の大学がそうなのかは
しりません。

あくまで僕の通った大学について僕の個人的な
感想です。

ただ人からの話などを聞く限りそんなに
変わらないなぁ、という感じです。

でも美大にいくことで学んだことも
あります。

一切何も学べなかったわけでも
無いですからね。

今回はこの部分についてお話をしていこう
と思うんですね。

この話を聞くことで絵を描きながら
生きていくためのリアルな実情を知る
ことができると思います。

では早速始めていきましょう!

美大にいくことで学べたこと

で、僕個人として美大に行くことで学んだ
事は3つあります。

それが、
①甘い事をだけ言う先生は持たない方がいい
②友達は選んだ方が良い
③教える仕事のあるべき姿

この3つですね。

美大に対して金額的な価値を感じることは
出来ませんでしたが、
絵で生きていく上での信条を考えるきっかけ
になったりしたような感じですね。

1つ1つ掘り下げてお話ししていきます。

①甘い事をだけ言う先生は持たない方がいい

で、まず一番大きく学んだことの一つに
「甘い事をだけ言う先生は持たない方がいい」
ということが挙げられます。

僕が行った美大では1年生とか入ったばかり
の頃から、
割と芸術談義みたいのをする人が多かった
です。

そうした集まりみたいなのがあったんですね。

教授と生徒が集まって何か芸術について
語り合う、みたいなそういうやつです。

1年生とかはみんなやる気もありますし
意欲も高いので、
「芸術家になるやで!」みたいなエネルギー
も感じたりします。

で、それに対して教授とかは芸術論を
語って芸術家の生き様とかを語ります。

それが僕には生徒に甘い夢を見させて
自分の信者にさせているように見えて
しましました。

僕としては元からフリーランスとして
絵に携わって生きていきたかったので、
サラリーマンである教授の言葉については
疑問符ばかり浮かびました。

そもそも一切マーケティングとかの
現実的な話もしないし、
どうやってビジネスをしていくか?という
話も出てこない超非現実的な空間が
繰り広げられていたわけです。

で、結局卒業する頃には
就職やフリーターを勧めてくるんですね。

僕も実際、絵の仕事で自分で仕事を立ち上げて
生きていきたいという相談をしたら
フリーターになれと言われました。

いくら甘い言葉を言っていても
現実的な話をしない人は信じ無い方が
良いよな、ということを改めて感じて
教訓として今でも大事にしています。

僕も今までお世話になった先生が何人も
います。

絵を教えてくれた美術予備校の先生や、
マーケティングを教えてくれた方、
僕の絵を認めてくれている画商さんなど。

なので人を信じて学ぶことは本当に大事ですが
甘いことしか言わない現実の話をしない人は
信じない方が良いです。

なので僕は嫌われる覚悟をしつつ、
超現実的な絵を描いていく厳しさや
仕事をしていく方法などを伝えるように
心がけています。

②友達は選んだ方が良い

で、2つ目が友達は選んだ方が良い
ということ。

人間って結構周りの人間や環境に流されて
しまう生き物だと思います。

周りのいうことや意見などに無意識に
影響されてしまうんですね。

周りの描いている絵に影響を受けて
しまったり、
周りがやっている絵の活動を意味なく真似
してしまったり。

もしくは周りと違うことをしていると
批判を受けたりして、
ストレスで生産性が落ちることもあるでしょう。

こういう部分において
僕は自分の周りの友達などは良い方は悪い
ですけど、
ちゃんと選ぶべきだと思っています。

例えば先ほども言いましたが、
美大の教授の信者みたいになっている人ばかり
自分の周りにいたらどうでしょう。

現実的に絵に携わって生きていきたくて
仕事の仕方などを学んでいる人間は割と
白い目でみられがちなんですね。

「こいつ絵で稼ごうとしてやがる」
「芸術は金じゃ無いんだよ」
的なことを実際言われたこともあります。

なので僕は出来るだけ甘い夢だけ見たり、
将来を考えずダラダラしたいだけの
人たちとは関わらずに、
現実的な思考で絵に携わっている人だけと
関わるようにしていました。

その方が自分のやる気も削がれないですし、
長期にわたって良い人付き合いに繋がると
思ったからです。

現に今でも一緒に絵の仕事をする友達も
いますし、
この選択は間違っていなかったと思って
います。

今の時代は大学だけでなく
ネットなどで簡単に絵の仲間も作れますし
そうした人付き合いを構築するのも
良いと思いますよ。

③教える仕事のあるべき姿

教える仕事のあるべき姿ってどんなもの
なのか?ということを考える機会を得られた
のも美大に行って良かったと思えることの
1つです。

僕の美大ではロクにカリキュラムもなく
自由にやってください、で終わりの学校
でした。

教授と話すのにはアポが必要で
いつも予約して何日に会うみたいに
スケジュールを入れないと話も出来ません
でした。

当時これは教育として正しいのか?とか
これで生徒は成長できるのか?とか色々
考えたりもしました。

僕も現在メインの仕事の1つとして
絵画教室をやったり人に知識やスキルを教える
ことをやっているので、
この経験をもとに構築することができました。

「芸術は自由!」
「自由に描けばそれでOK!」
という言葉は先生側からしたら楽で良いん
でしょうけど、
僕個人としては経験的にこれではダメだと
思えたのでそれをもとにカリキュラムを
作ることが出来ました。

とにかく道筋をしっかり示して
最初に何をやって次に何をやる、みたい
部分も明確化して授業は作ります。

授業もオンライン化しているので、
24時間いつでも質問や相談を受け付けて
なるべく早いレスポンスで、
早く生徒さんの悩みを解決できるように
しています。

こうした工夫をきちんと出来たのも
良い方はアレですが悪い例を見ることが
出来たおかげだと思っています。

まとめ

さて今回は
僕が美大に入って学んだ3つのこと
をお話ししてきました。

まとめると
①甘い事をだけ言う先生は持たない方がいい
②友達は選んだ方が良い
③教える仕事のあるべき姿

これらのことを学ぶことが出来ました。

ほとんど反面教師的な学びではありますが
今の自分に繋がっていることは確かなので
感謝しています。

では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう!

ではでは!

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ABOUT US
岡部遼太郎(おかべりょうたろう)
どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^