今回は
「画家活動をしながら絶望的な状況から
抜け出す方法【実体験あり】」
というテーマでお送りしようと思います。
この絶望的状況というのは、
本当に辛くてどうしようもない時や
自分の未来が見えなくて真っ暗だと感じる
時のことです。
きっと何かしらの分野や事柄である程度
人から認めてもらえるくらいの成果を
出すためには、
ある程度の大変な時期は体験することに
なるのかなと思います。
僕であれば例えば美大に入る際に5浪も
してしまった時の精神的な苦痛や、
どうやって仕事をしていくべきなのか悩んで
いた時のことなどですね。
チャレンジしても成果が目に見えない時や
未来に不安になる時など数えたらキリが
ないくらい経験しました。
そして、実際にそこで諦めてしまう人が
ほとんどなのにもか関わらず、
何故踏ん張って耐えてやってこれたのか
という部分を今回は話していきたいなと
思います。
必ずしも努力がすぐに成果につながったり
人に認めてもらえるものではないからこそ、
メンタル面での考え方というのはかなり
重要なんじゃないかと僕は思っています。
で早速本題になりますが、
僕は基本的にメンタルを壊さずに継続して
努力を続けたりするために必要な考え方は
2つあると思っています。
それが
・自分にあった生き方が正解という考え方
・成果から逆算して細かく達成感を得る
この2つですね。
具体例を踏まえつつ少し解説していきますね。
「画家活動は自分にあった生き方と方法が正解」
で、まず最初にお話ししたいのが
自分にあった生き方が正解という考え方
ですね。
これはめっちゃ大事なんじゃないかなと
思っています。
ここで少し自分の話をすると、
僕は元々展示会とかバリバリやるような
生き方に憧れていました。
年に10回以上展覧会をやるような
感じで生活していた時もあります。
1ヶ月に2本以上展示が入っていた時も
ありました。
僕的にはこれが画家の生き方!
アーティストの生活みたいに思ってしまって
いたんですね。
きっと他の画家さんなどに影響を受けて
その生き方が良いと憧れていたからだと
思います。
ただ正直僕の性格や生き方には合って
いなかったんです。
かな〜り辛かった。
売れればどんどん作品を描かないといけないし
締め切りに間に合うのかわからない中で、
画家としての事務作業もありました。
展覧会に搬入するときは
作品制作以外にも、絵の値段の確認や
額装のチェックにプレリリースなど
たくさんやることがあるんです。
正直精神的にまいってしまった時も
あったりします。
複数の取引先があってダブルブッキング
してしまった時は怒られたりもします。
楽しく絵を描けなくなってしまって
いたんですね。
と言っても僕はここで苦労話を
したいわけじゃありません。
単純に人の生き方はあてにならないよって
ことです。
人が実践している生き方を自分に
当てはめたところで、
それが自分にあっているのかは分からない
ということなんです。
憧れを持つこと自体は悪いことでは
ありませんが生き方を憧れだけで
決定してしまうと結構きついものがあります。
なのでもし合っていなかったら別の生き方を
模索するというのも全然ありです。
僕はそういう意味でもサラリーマン一辺倒の
日本は大変な国だと思います。
自殺率が高いのも、
こう生きないとダメ!みたいな先入観が
あるからですよね。
もっと自由に生きても良いと思います。
画家活動は成果から逆算して細かく達成感を得る
次に、
「成果から逆算して細かく達成感を得る」
という考え方ですね。
これは目標を達成するテクニック的な
部分です。
よく自分の目標を達成できずに悩んでいたり
苦しんでいたりする人がいますが、
この考え方を取り入れると割と精神的に
充実してぐんぐん成果に向けて頑張って
いけることがあります。
多くの人は今の自分からかなり遠い
目標を立ててしまって、
精神的に病んで苦しんでしまってしまいます。
目標が大きいのは良いことですが、
大きすぎて何もできなかったり達成感を
得ることができないので苦しくなって
しまうんです。
そうでなはなくて小さな目標も明確に
立ててあげるというのが大事です。
例えば1枚の絵を描くときにも同じことが
いえます。
いきなり1枚絵を完成させるという目標を
立てると、
結構精神的に疲れてしまう場合があります。
そういうときは作業内容やこなさなければ
いけないタスクを細分化してあげるんです。
①キャンバスを買いに行く
②絵の具をパレットに出す
③筆を準備する
④キャンバスに下地を塗る・・・・
みたいな感じです。
それで1日に3つ分の作業をこなせば
目標クリアみたいに設定してあげます。
僕は作業が多いときは
付箋などに1つ1つ書き出して壁に貼って
終わったら壁からはがす、みたいにしてます。
そうすることでしっかりと小さな達成感を
感じながら一つの目標に向かって歩んでいく
ことが出来ます。
これが結構大事な部分。
目標が大きすぎると何年も達成感のないまま
仕事をし続けないといけないですが、
小さな目標を決めてあげれば達成感を
小刻みに絵ながら作業をしていくことに
なるのでコツコツ頑張れます。
人間が目標のために努力し続けることが
出来るのかというのは正直精神面が
ネックになることが多いです。
諦める時って心が疲れたり病んでしまったり
する場合がほとんどですからね。
だからこそ自分の心をコントロールすること
は重要なんです。
ある程度のことは継続さえできれば
達成できますからね。
そして継続して達成感を得ることができれば
精神的に絶望することはなくなるのかなと
思います。
画家活動でどうにもならない絶望感がある
しかし中にはどうにもならない絶望感を
感じるとか、
精神的に参ってしまっているという人も
いるんじゃないかと思います。
実際のところ美術、アートの分野では
病んでしまう人もたくさんいます。
色々な意味で難しい世界ですからね。
僕の周りでもうつ病になってしまう人の
話はよく聞きます。
なのできついときは本当に無理をせずに
専門家の意見を聞くのも良いのかなと思います。
僕は詳しくないので無責任なことは
言えませんが、
自分でどうしようもないときは病院で
診察等を受けるのも全然ありですよね。
真面目な人ほどそうした解決策を取らない
ような感じがしますが、
精神面が安定してこその生活なので
心の不調にはしっかりと気を配るべきだと
僕は思います。
まとめ
今回は
絶望的な状況から抜け出す方法という
テーマでお話ししてきました。
ポイントとしては
・自分にあった生き方が正解という考え方
・成果から逆算して細かく達成感を得る
この2つです。
実際に僕が絶望的な状況を抜け出せた
考え方や方法なので是非参考にして
みてくださいね。
では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう!
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