今回は
「古い芸術家と真逆のことをすると
好きなことで稼げるようになる」という
テーマでお話ししていきます。
というのも最近強く感じることがあるんです
ね。
それが古いタイプの芸術家の考え方がドンドン
通用しなくなっていく世の中だなぁという
ことです。
僕自身、美大を卒業して古参の先生などを
見てきて色々思うことや感じたことなど
あるので今回はそこも含めてこれからの
絵描き活動の形や展望についてお話しして
見ようかなと思います。
この話を聞くことでどんな風に考えれば
今後の時代で好きなことをして、
稼いだり生活することが出来るのか
分かるようになると思います。
是非聞いてもらえると嬉しいですね。
では早速始めていきましょう!
目次
【好きな絵で稼ぐ】芸術家の生き抜き方が変わっている
で、今回の話の結論から言うと
明らかに芸術家の「生き抜き方」が昔と
変わってきていると思います。
昔の考え方や方法論はすでに通用しなくなって
いると考えた方が良いとも思います。
昔だと絵を描く人が生きていくために
一番大事なのは何だったと思いますか?
これは「コネクション」、
つまりコネです。
コネを偉い人や大きな画廊と作ったり
することで、
活動が前進するという感じですね。
画壇なんかが良い例ですよね。
日展とかナンチャラ展とか色々あります。
こうした部分の偉い上役のひとに取り入る
ことで展示会を開けるようになったり、
画壇の下の人からお金を吸い取ったりして
生きていたわけです。
だけどもうそう言うことが通用しなく
なっていくし、
そうした集団に生かされるのでなく個人で
活動を広げるのが正攻法になりつつあります。
ここについてもう少し掘り下げて
いきますね。
具体的に何がどう変化しているのか?【好きな絵で稼ぐ】
まず昔の活動の広げ方を整理すると、
①画壇に入る
②貢いでコネクションを作っていく
③展示に参加させてもらえるようになる
このようなステップだったわけです。
しかし今の時代の若い人はこのような画壇に
なかなか入らなくなっています。
不正問題や時代錯誤な運営のせいで
無駄なものとして認識されつつあるから
だと思います。
そうするとどうなるのか?というと
画壇にお金を貢ぐ人がいなくなりパワーも
弱まり始めます。
つまり、これまでの時代の画壇のパワーが
なくなって役割を果たせなくなっていく
と言うことですね。
じゃあこれからの人たちはどうしていくべきか
というと、
このコネに頼り切る方向性とは別の道を
開拓していく必要があるわけですね。
実際そうした時代の流れを察知して
動き出している若い人はたくさんいます。
そしてそうした人たちが行なっている方法
というのも共通していて、
個人のパワーで生きていくという考え方
なんですね。
流れとしては
①自分で自分の発信をしていく
②認知されファンも増えていく
③ビジネス展開していく
このような流れです。
先ほどの昔の流れとはかなり違いますよね。
好きな絵で稼ぐ際になぜ個人で活動することが出来るのか?
ではなぜこのように活動方法が変化する
ことができているのでしょうか?
ここについてはいつも僕が主張している
ことではありますが、
インターネットの誕生からスマホの誕生など
が強く関係していますね。
まずインターネットが誰でも使えるように
なったことで個人が発信する時代になった
こと。
次にそのインターネットを個人一人ひとりが
扱えるデバイス、つまりスマホが登場した
ことです。
昔は一家に一台テレビがありましたが、
今は一人ひとりがスマホというデバイスで
ニュースからエンタメまで楽しむ生活に
様変わりしたんですね。
そしてニュースやエンタメもテレビ局が
作るのでなく個人が作るようになって
きました。
テキストならブログやツイッター、
画像ならインスタグラム、
動画ならyoutubeといった感じで誰もが
簡単に発信できます。
今であればすでに
「テレビなんか見ないよ、
youtubeがあるからね!」
みたいにいう人もかなり大多数います。
無数にチャンネルがあり好きな時に観れる
youtubeの方が明らかに需要があるのは
理解できますよね。
もう芸能人がyoutubeを始めているくらい
ですしね。
そしてこれらのメディアを僕たちのような
制作活動をする人が用いることで、
多くの人に情報を届けることが出来て
コネが必要なくなるというのは当たり前の
ことでもあります。
これからさらにネット回線のジェネレーションが
進化していくので、
この流れはもっともっと加速していきますしね。
好きな絵で稼ぐためには古い芸術家の教えは気にするな
さてここまでで、
コネから発信力という変化が起きていて
昔の方法論が使えなくなってきている
根拠や理由についてお話ししてきました。
これは机上の空論でなくすでに始まっている
事実のお話です。
で、ここからはさらに掘り下げて
古い芸術家の教えは気にせずに行動して
いった方が良いよ、
という話もしていこうと思います。
というのもコネなどを意識する時代から
思考や考え方が変わっていない老人芸術家
というのが実際かなりいるからです。
そういう人が若い人に昔の方法論などを
押し付けているのをみると結構残念な
気持ちになります。
そこまでいくともう害でしかないですからね。
言い方が悪いですが「老害」とも
言えるでしょう。
時代の変化っていうのはものすごく早く
なっていますし、
きっと僕の話していることも20年くらいしたら
通用しなくなってくるかもしれません。
その時にしっかり何がどう変わって
どういう対応をすれば良いのかを考えて
いかないといけないと思うんですね。
なので、もしあなたが古いやり方を
強要されているならそうした部分は
気にせずにちゃんと今の時代を見て
そこにあった方法を選択してほしいと
思います。
【好きな絵で稼ぐ】時代の変化ってなんだ?
時代の変化というと少し漠然とした
印象を受ける人もいるかもしれないので
具体的に解説してみようと思います。
めちゃくちゃ時代を遡りますが
僕たち人類というのは最初「狩り」をして
生きてきましたよね。
しかし時代は変化して次は「農耕」の時代に
移り変わっていきます。
狩りのスキルはそこまで重要じゃなくなって
しまったわけです。
わざわざ死ぬリスクをとって猛獣と
戦ったりしなくて良いわけですからね。
農耕の時代の次は「工業」の時代に
なります。
生産を機械が自動でしてくれるように
なりました。
日本で言うと明治とかそこらへんの
時代の変化ですね。
で、工業の時代が終わると「事務」の時代に
なっていきます。
IT時代の幕開けというわけです。
みんなパソコンの前でカタカタと仕事を
するサラリーマンになります。
で、今このサラリーマンの「事務」時代も
終わろうとしています。
何でかというとAIが発達して事務的な作業に
人間が必要なくなっていくからです。
すでに大手でもリストラが加速しています。
じゃあ次の時代は何が来るかというと
僕は「個人」だと思っています。
正しくいうと「個人が創出するもの」
という部分に価値があるとされていく
と思うんです。
今のAIでも新しいものを作ったり
アイデアを掲げたりすることは出来ません
からね。
そういう意味でそこの価値はあと数十年は
無くならないんじゃないかと思います。
今インフルエンサーとかyoutuberとか
言われている人たちの需要が高まっていき
それが立派に仕事として成立するように
なります。
もしあなたがこの大きな変化を意識出来る
なら、自分の考え方とか生き方みたいな部分を
発信する側に回っておけば今後とても
有利に働いてくれると思います。
古い人間に邪魔されたり
なんやかんや言われるかもしれませんが
気にせずに堪えて取り組むことをお勧め
します。
まとめ
さて、今回は
「古い芸術家と真逆のことをすると好きなこと
で稼げるようになる」
というテーマでお話ししました。
時代は移り変わるので
その都度必要なことも変わってきます。
是非行動を始めていってもらえると
僕も嬉しいです。
一緒に頑張っていきましょうね。
では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう!
ではでは!
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