今回は、
「作品や自分を発信をしたり
広めていく時に「who」が大事な理由」
というテーマでお話ししていきます。
まず僕の話をすると、
ここ何年間かフリーランスで絵に関する
色々な仕事を行なっていて、
ウェブサイトなどでアクセスを集めたり
して仕事が成り立っています。
こうした生活を送っている中で
今の時代でとっても大事なのが、
「何を作って売るか?」よりも
「誰が作って売っているのか?」
という部分だと感じています。
つまり商品よりも、
その売り手、作り手の情報の方が
重要視されているという感じですね。
今回はここに関して少しお話ししていこうかな
と思います。
目次
画家は商品よりも作り手の情報発信が大事な理由
で、なぜ商品よりも作り手の情報が大事なのか
という部分の結論から言ってしまいますね。
これは、
「あらゆる商品が高水準に達している
(飽和している)から」
なんです。
そんな感じしませんか?
世の中には色々な企業があって商品・サービス
を提供していますが、
ほとんど似たものばかりです。
情報も多いおかげで色々な人や企業が
品質の高いものの生産を楽に行えるように
なりました。
今はネットで色々な情報が手に入りますし、
高水準のものが非常に作りやすい時代に
なっています。
差別化が難しくなっているとも言えます。
個人でもインターネットがあるおかげで
気軽にビジネスも出来てしまいます。
昔は資金が多額に必要だった広告も
ネットを使えば1000円単位の少額で
個人でも出せるようになっています。
そんな中で商品の質が高くなると
人は何を基準にものを選べばいいのか
分からなくなっていきそうですね。
そこで大事なのが誰が言っているのかとか
誰が販売しているのか?みたいな部分だったり
します。
「この人が言っているから信用できる、
だから買いたい」みたいな心理が強く働くのが
今の時代なんじゃないかなと個人的に
思っています。
その証拠に個人のyoutuberとかに
広告費を出して商品を宣伝してもらう企業
とかも増えています。
ファンの多いyoutuberに宣伝してもらった方が
自社の名前で宣伝するよりも結果につながる
と考えているわけですね。
こうした流れは今後も止まらずに
どんどん強くなっていくと僕は思っています。
これから画家の僕たちが発信で意識すべき事とは
で、僕たちが何かしら自分の知識や作品を
発信していく際にもwhoを意識していくのが
大事になってきます。
つまり自分がどんなやつなのか、ということを
明確にして自己発信をするべきという事です。
といっても僕たちのような個人が
何をするとwhoを意識した発信ができるのか
分からないという人もいると思います。
だけどここは実はそこまで難しくなくて
「専門性」という部分をどう持つかということを
意識すれば良いんですね。
つまり何について発信する人なのか?
という部分です。
僕であれば「アート」というジャンルに
ある程度絞って発信を行っています。
もちろん完全に1つに絞らなくてもいいですが
一体何の人なんだ?と思われるのは
避けた方がいいですね。
僕であればお酒が好きだったり、
ゲームが好きだったりとか絵とは違う部分で
色々好きなこととかありますけど、
そこについては特に発信を行ってません。
お酒!ゲーム!絵!とか色々ごちゃごちゃ
発信すると、
「こいつは一体何の人だ?」と思われる
からです。
なので僕たちが発信を行う場合は、
趣味の日記とは違うので「専門性」をはっきり
させて行うべきです。
そして専門性を意識してコツコツ発信を
続けていると、
人からはこのジャンルならこの人!
みたいに意識してもらえるようになって
いきます。
ここまでいくと、仕事につながっていきます。
「このジャンルについてはこの人が
信用できる」
と思ってもらえることで販売につながる
からです。
画家として専門性を考えるのが難しい
しかしこのようにお話しすると
「自分には知識がないから難しい」
と言う人が非常に多いです。
これは本当にもったいないことだなと
思います。
なぜなら「専門性を意識する」というのは
「専門家になる」ということとは違うことに
気づいていないからです。
別に今専門家として立ち上がる必要なんて
ないんです。
SNSでもブログでも何でも良いですが
あくまで発信するときは、
人に対して学んだことを共有すれば
良いだけなんです。
例えば今日何か教本を読んで色の塗り方を
学んだのであれば、
その学んだことをまだ知らない人に向けて
説明してあげるだけで良いんです。
これで十分に専門性のある発信になるのです。
そして「学ぶ→ネットで発信」を続けて
いれば自分の知識も本物の専門家レベルに
近づいていきますし、
周りからも専門家として自然に認識される
ようになっていきます。
なので、是非今日からでも何かしら発信を
して自分の専門家として土台を作っていく
ことをお勧めします。
画家になるにはツイッターだけでも最初は良い
ここまでで
自分の発信をしたり広めていく時に
「who」が大事な理由をお話しして
「専門性」についても解説しました。
ここからは少し掘り下げて
一番敷居の低い専門性の作り方について
お話ししていきます。
で、結論からいってしまいますが
まず今日からツイッターを始めましょう。
ツイッターが一番敷居が低くて
すぐに始められます。
誰にでも発信できるプラットフォームです。
アカウントも数分で作れます。
1つの投稿に使える文字数は140字ですし、
そこまで長文を書かないといけないわけでも
ありません。
毎日投稿するのもそこまで難しい話では
ありませんよね。
といっても何をどう投稿すれば
良いのか分からない人もいると思うので
それをお話しします。
画家として専門本を1冊買ってくる
で、まず最初に自分の好きな分野についての
本を1冊買ってきましょう。
本屋さんでもキンドルでもなんでも構いません。
まずは1冊で良いです。
とにかく買ってきて1日数ページで良いので
読みましょう。
きっと何かしら本なので情報は載っているはず
です。
1つでいいので何か知識を学んでください。
そしたら一言でいいので感想を持ちましょう。
この時点であなたには
「知識+感想」を持っているはずですね。
これをツイッターに呟くのです。
それだけで十分専門的な発信になります。
きっと本を数ページ読んで感想を持つくらいなら
1日数分の時間があれば十分なはずです。
これを毎日繰り返します。
それだけであなたは年間365回も
専門的な投稿をする人になれます。
べつに難しくないですよね。
小学生でもできます。
最初はこれくらいのレベルでも構わない
ので毎日やりましょう。
画家になるにはとにかく継続が大事
で、ここまで話してきて中には
毎日はちょっと・・・と
思う方もいるかもしれません。
しかし継続というのはどんな方法を
選ぼうが絶対に避けては通れない部分です。
とくにSNSは1回の投稿が大変ではない分、
継続していかないとファンがつきにくい
です。
もしずっと継続していくのが嫌な場合は
ブログ形式のHPで専門性のある発信を
すると言う方法もあります。
この場合でも最初は継続する必要は
あります。
ただアクセスがある程度伸びていくと
更新しなくても、
一定のアクセスは放置しても入るように
なるのでそこは少し違う部分ではあります。
まぁどちらにせよ最初は継続できないと
大きな成果を生むことはできないので、
絶対に頑張りは必要になります。
まとめ
さて今回は、
誰が発信するのか?と言う部分で
専門性についてお話ししてきました。
専門家として認識されることで
ファンがついたり仕事につながったりも
していく時代なので、
発信という部分は頑張っていくと
成果につながっていきます。
昔では出来なかった方法なので
今の時代は非常に恵まれていますね。
では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう。
ではでは。
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