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絵を描くのに飽きてしまったら?そんな時どうする?【設計図を意識しよう】

どうもこんにちは!画家の岡部遼太郎と言います。

アクリル絵の具で描く絵画作品

 

こんにちは!岡部です。

今回は
「絵を描くのに飽きてしまったら?
そんな時どうする?」
というテーマでお話ししていこうと思います。

 

 

以前ある質問をメール読者から頂いたのですが、
「私は飽きっぽくてなかなか1枚の絵を
描き続けることができずにすぐに止めて
しまいます。」とのことでした。

なるほど。
たしかに1枚の絵を描き込みなどを行なって
しっかり描いていこうとすると、
非常に時間もかかりますし途中で根気が
続かなくなってしまう時もあるかもしれません。

 

 

一応僕のことも話しておくと、
僕はかなり描き込みも行う方なので
1枚の絵にかなり時間をかけています。

実際数時間くらいで描き終わるということは
なかなかありません。

 

 

もちろん最初からそこまで時間をかけて
描いていたわけでもありません。

絵を始めた時は自分がどんな絵を描くべきか
悩んで時間をそこまでかけない抽象画のような
作品も描いていました。

 

 

なので1枚の絵をじっくり描いていく
というのが大変だというのはよく
分かります。

そうした自分自身の経験も踏まえて
今回はいかに1枚の絵に対して時間を
かけて取り組むのかという部分を話していこう
と思います。

 

 

この話を聞くことで
飽きっぽくてなかなか描けないということが
減っていくと思いますので是非最後まで
お付き合いください。

 

↓Youtubeで解説してます↓

岡部
動画でも話してるので、文章読むのが面倒な方は動画をラジオ的な感じで聞いてもらえればと思います^^またチャンネル登録して頂けると最新の情報を受け取れます!こちらをクリック!

絵を描くのに飽きる人は全体の「設計図」を意識する

 

まず結論から言いますね。

絵を描く際に飽きるという人は
「絵全体の設計図」を意識できていない
人が多いです。

つまり自分が今描いている絵が
どういう順番で出来上がっていくのか、
どういう手順で描いていくイメージなのか
ということですね。

 

 

こうした部分の意識が欠けていると
自分が今何をやっているのかよく分からない
ということになってしまいます。

例えば建築をするときにも
・地盤固め
・鉄筋の組み立て
・コンクリートを流す・・・
みたいに順番とかがありますよね。
(詳しくないので違ったらすみません。
あくまで例です)

 

 

これは建て始めてから決めるというのでなく、
最初から決まった上で行なっていきますよね。

絵もここまで厳密でなくてもある程度
流れや進め方というのはイメージできてから
始めるべきだと思います。

 

 

そうでないと次に自分が何をするべきか
分からずに頭が疲れていき結局飽きて
しまいます。

僕が飽きっぽい人をみていると、
こうした理由で1枚の絵に集中できない
のでは?と強く感じるんですね。

 

 

なので一度自分の描く絵の進め方が
しっかりイメージできているのか?
ということを考えてみて欲しいな、と
思います。

ではここで少し具体的にどのように
進め方をイメージしていくのかということも
2つの観点からお話ししていこうと思います。

 

絵を描くのに飽きる人は絵の具の重ね方に気をつける

 

1つ目が絵の具の重ね方です。

この部分をどのように進めていくか
イメージできていない人も多いです。

 

 

なんども意味なく絵の具をキャンバスに
乗せ続けたり、
筆で絵の具をずっといじってみたりとか
そういう方ですね。

絵の具の重ね方の部分で自分の中で
ちゃんと進め方をイメージできていないと
いつまでたっても完成しないので、
結果的に途中で飽きてしまいます。

 

 

なのでどういう風に絵の具を重ねるのか?
という部分を描き始める前にイメージして
おきましょう。

もちろん実際に描き始めて上手く
いかなかったらそのときに作戦を立て直して
も全く構いません。

 

 

とりあえず最初にイメージしておくという
癖をつけることが大事です。

まったくそうした部分のイメージができない、
分からないという人は、
技法面での学習をしてみても良いと思います。

 

 

テンペラ画の進め方や、
北方ルネサンス時代の絵の具の重ね方は
参考になると思いますよ。

 

絵を描くのに飽きる人はモチーフごとの進め方を考える

 

次にモチーフごとの進め方という部分です。

絵を描いている人で飽きっぽい人というのは
画面全体をずっと満遍なく描いている人
というのも非常に多いです。

 

 

とくにどこかを集中的に描き込んだりも
せずにずっと画面に満遍なくなんとなく
絵の具を乗せている人です。

基本的に絵というのは主役と脇役の考え方が
あって主役は徹底的に描き込んだりします。

 

 

主役と脇役で密度を変えることで
メリハリのある画面になるんですね。

しかし主役も脇役も満遍なく描き込む人は
このメリハリがずっと出ないので、
延々と画面にペタペタと絵の具を置く羽目に
なります。

 

 

そうなると当然途中で飽きてしまうんですね。

こうした人はまず画面の主役の部分、
見せ場に部分を最初からしっかりと描き込んで
いくと良いと思います。

 

 

主役の部分がちゃんと描き込まれていると
メリハリがでるので見栄えがして進めやすく
なるんですね。

昔の上手な絵をみると人物の顔の部分は
しっかりと描き込んでいるけど、
服の部分は簡単なタッチだけで描いていたりと
非常に工夫がされています。

 

 

もし美術館などに行く場合はそうした部分にも
注目して取り組んでみてください。

ちなみに僕の場合は画面全体を徹底的に
描き込んでいくタイプです。

 

 

中途半端に画面全体に手を入れると
成り立ちませんが、
画面全体を満遍なく徹底的に描く場合は
それでも絵として成り立ちます。

ブリューゲルとかファンエイクなどの
画家はそうしたタイプですね。

 

 

参考記事↓
https://acrylicrab.com/northern-renaissance

 

【絵を描くのに飽きる時】どうしても集中できない

 

それでもどうしても1枚の絵を
描き続けられないという方もいるかも
しれません。

そうした方はもしかしたら性格的な部分で
そこまでじっくり描き込んだりするのに
向いていないという可能性もあります。

 

 

そうした方は特に無理して自分の苦手な
タイプの絵を描き続ける必要はないと
思います。

描き込まないと絵が描けないわけでは
ありませんからね。

 

 

例えば抽象画などは絵の具の偶然でできる
痕跡やタッチなどを使って絵を作って
いきます。

そうした部分をうまく自分の絵に
取り入れられるようにしてみても良いかも
しれません。

 

 

そうすることで自分の苦手な部分で無理に
戦わなくて良くなったりしますからね。

色々な絵をみていると、
描き込んだり時間をかけないと描けない
なんてことはないということが分かってきます。

 

 

なのでこういうタイプの絵なら描けそう!
みたいな絵を探すために大量に絵を見る
というのもオススメの方法ですね。

 

【絵を描くのに飽きる時】参考になる画家を紹介

 

さて、ここまでで
「絵を描くのに飽きてしまったら?
そんな時どうする?」

という内容で対策法をお話ししてきました。
基本的には自分が描く絵の進め方が
イメージできていないから途中で疲れて
飽きてしまうということですね。

 

 

ここをしっかりイメージしながら進められる
ようになっていきましょう。

またどうしても性格的に一枚の絵に
集中できない場合は、
描き込み等が無くても成り立つような
絵の作り方を探すのも1つの方法です、
ということもお話ししました。

 

 

ここでは、
描き込みをしていく人と
描き込みをせずに絵を描いていく人が
参考になる絵をそれぞれ紹介してみようかな
と思います。

 

【絵を描くのに飽きる時】描き込みのバランスやタッチを学べる画家

 

個人的に描き込む主役の部分と
タッチ等で省略する脇役の部分の
作り方が上手いなぁと思う画家を
紹介します。

それがベラスケスという画家ですね。
巨匠中の巨匠って感じです。

 

 

彼の絵を遠くから見ると非常に写実的ですが
近めで服の部分や質感など見ると、
簡単なタッチにしか見えません。

非常に上手い手の抜き方なんですね。

 

 

この手の抜き方に対して人物の顔など
主役部分はちゃんと描き込んでいます。

この対比の部分は非常に参考になる人が
多いんじゃないかと思います。

 

 

といってもものすごく高い技術で成り立って
いるので簡単に真似できたりは
しないですけどね。

 

【絵を描くのに飽きる時】描き込みを必要としない絵

 

描き込みを必要としないような絵だと
抽象画を描いている作家は参考になると
思います。

アメリカ美術の抽象だとマーク・ロスコとかは
上手いですね。

抽象表現主義とは?特徴と代表的な画家や作品を分かりやすく解説!

 

彼の作風は「カラーフィールド」と呼ばれる
独特の作風で、
色面のブロックが乗っているだけです。

ものすごく単純な構成で成り立っていますが
絵画に必要な要素が揃っています。

 

 

例えば色面と色面がぶつかるキワの部分とかの
表情は見ていて飽きないくらい複雑です。

一見するとただ塗っているようにしか
見えないかもしれませんが、
計算し尽くされているのが良くわかります。

 

 

描き込みとは違う部分の複雑さや技術で
成り立っている絵画なので、
非常に参考になると思いますよ。

 

【絵を描くのに飽きる時】巨匠の絵だから見る機会が少ない

 

しかしこうした絵などを紹介すると
巨匠の絵だし実際に見れる機会は少ない
とおっしゃる方もいます。

確かに実物を見れる機会というのは
なかなかないですし、
実際に見て学ぶというのは難しいでしょう。

 

 

しかし今は非常にネットが発達していて
データ化された画像を見ることが
できます。

僕がオススメなのは
グーグルのarts&cultureというサイトです。

 

 

ここは名画を超至近距離で高画質で
観察できたりします。

こうした画像というのは実際に実物を
美術館等でみるよりも遥かに絵の表面に
近づいて観ることが可能なんです。

 

 

美術館だと線が引いてあって至近距離で
観ることが難しく、
照明も暗いので色味も変わって見えてしまい
ます。

そうしたことを考えると実は学習には
かなりネットも使えるのでは?と
個人的には思っています。

 

 

まとめ

 

さて、今回は
「絵を描くのに飽きてしまったら?
そんな時どうする?」
というテーマでお話ししてきました。

 

絵を描くときはちゃんと設計図として
進め方等をイメージしておくというのが
大事ということですね。

そうすることでストレスや疲れを少なくして
描いていくことができるので、
途中で飽きることも少なくなるのかなと
思います。

 

 

実際1枚の絵に集中できないという
悩みを持っている方も多いので、
是非参考になれば嬉しいです。

では今回はここまで。
今日も元気に頑張っていきましょう。
バイバイ!

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ABOUT US

どうも!絵描きの岡部遼太郎です! 色々なギャラリーや百貨店の画廊などで作品を展示してます。 自分が今まで学んできたことを、絵を観るのが好きな人、絵を描くのが好きな人のために役立てることが出来ればと思っています。 最近は絵画教室の運営に力を入れていて、絵を描くスキルを身に付けたい!絵を描き始めたい!という方をバックアップしています。 よろしくお願いします^^